水が健康にダイレクトに働いてくれるのですが、食物として取り入れる栄養素も、

栄養素のそれ自体が水の影響を受けています。


バーチャル・ウォーターなる考え方がありますが、食物となるまでの間にどれほど

の水が使われたか・・・。

これは単に必要な水の量を意味しますが、それぞれの栄養素と水の関係は、水分

子と栄養成分の結晶化構造とイオンによる電気的作用も生成のための条件となり

ます。


特にタンパク質はその秩序だった構造に、水の幾何学的な構造が決定的に影響を

与えています。

何しろタンパク質の1分子には、水分子が7万個もタンパク質の周囲を取り囲ん

でいるのですから・・・。


タンパク質に接触した水のブラウン運動は、六角構造のような優れた分子構造で

あるほど、水分子の離合集散は1秒間に100万回程度で、さらに多重的構造で

外側に向かうほどブラウン運動の回数が増えます。

つまり余りお奨めできない水ほど、その離合集散の回数が増え、平均的に1秒間

に約1兆回となるようです。


人体は10万種を超えるタンパク質によって構成されている部位や組織が多く、

このため六角水のような水が体内に取り込まれることによって、タンパク質群は

本来の機能を発揮しやすい健康的な体内環境を生成してくれます・・・。


どうやらタンパク質の良質の働きに影響を与える水の分子結合構造が、健康をも

左右することになるようです。