瑞穂の国にふさわしいセラピー食材は、何と言っても“お米”でしょう・・・。
白米よりは胚芽米のように、糠の成分を含むことが条件です。
さらに精米後の米糠や糠から油をコールドプレスで絞り出した“米油”などには、
これまでにお話ししたイノシトール6リン酸が多く含まれますし、さらに肝臓の
機能をアップしてくれるイノシトールが含まれます。
米糠に含まれる“イノシトール”は肝機能を強化・・・
米糠に含まれる有効成分は、まことに不思議なチカラを有しています。
米の胚芽と玄米の表皮には、植物生理活性物質が凝縮されていますし、何よりも
日本人のDNAに連綿として受け継がれた基本的な栄養素ですから、日本人特有
の生体活性に有効に働いている筈です。
例えば“トコロテン”のような栄養成分が無いとされていた食べ物から、日本人
は栄養素を吸収出る体質を持っているのです。
欧米人にはこの種の体内酵素を持ち合わせていないのです。
日本人のDNAには、主食となった“米”の持つ情報が、日本人ならではのDN
Aに色濃く反映されているのです