水の性質を改質する装置に各種の活水器がありますが、それらの装置から得られ

る水が、本当に健康に役立つ水なのか、大いに疑問があります。


磁石を使った磁器活水器は水を電子状態でリセットし、水素結合を最適な状態に

導くことで電気的にバランスの整った状態にするのだそうですが、今一よく分か

りません。

磁器活水装置の還元電位は、低位に持続する時間はおおよそ6時間程度で、決し

て優れているとはいえません。

体内に取り入れた水は、2時間後には約70%程度が排泄されますが、水分子の最

後の一滴が排泄されるまでには、約1ヶ月体内に留まっているのです。


そのため水の活性力が1ヶ月の間持続するチカラが整っている必要があるのです。


電解アルカリイオン水も、病院や医療機関での目的を限定した使用は認められて

も、一般のご家庭に常時使用されることは、生体内に自然に備わったマイナス

70~100mvの電位活動を混乱させることにつながります。


活性炭を備えた浄化装置を浄水器と呼びますが、水道の浄水場より供給されて水

でも、何かしらの汚れを含んでいるものです。この汚れを解消するために活性炭

を多く充填された浄水器は、汚れを取り除く意味において役に立つものです。

但し、水の性質を整え、健康に役立つ水として改質するものでは有りません。


水道水を「健康に役立つ水」に変化させる活水器を通過した水を見分ける方法に

は、大きく分けて2点あります。


●一つは、以前ご紹介した「お米の腐敗臭テスト」です。

コップにお米を入れ、調べたい水を注ぎ、1~2週間後に臭いをかぎます。

ヨーグルトの臭いがすれば、その水や活水装置は健康に役立つものでお奨めでき

ます。

●もう一つは、ペットボトルに溜め置きすると、容器内に気泡が付いたり、

溶存水素が得られます。

活性水素水なる水がありますが、水道水でも六角構造の機能水を作る装置で簡単

に得ることができます。


高額な浄水器や活水器をお求めになる際には、是非上記のテストでお調べになる

ことをお奨めします。