日本人ノーベル賞受賞者が出た「電池」次世代電池の研究開発最前線は?
11月11日は「電池の日」。10月9日、「リチウムイオン電池」開発の功績で吉野彰博士がノーベル化学賞を受賞しました。「全樹脂電池」「リチウム空気電池」「全固体電池」など次世代電池の開発競争もますます盛んで、最前線では日本人科学者も活躍しています。
リチウムイオン電池の開発で吉野彰博士がノーベル化学賞受賞
この3人の博士がノーベル化学賞を受賞しました。最初の製品が発売されたのは1991年で、現在はスマホから電気自動車まで幅広く使われています。
純国産の次世代電池「全固体電池」とは
「全樹脂電池」はリチウムイオン電池と原理は同じですが、電気を蓄える部分や電極などの材質が異なります。リチウムイオン電池では正の電極に金属のコバルト、負の電極に炭素素材が使われますが、全樹脂電池はほぼ全てが樹脂(高分子材料)でつくられます。同じ大きさならリチウムイオン電池のほぼ2倍のパワーが得られ、電気自動車(EV)に向いています。リチウムイオン電池と比べて部材が少なくなる分、材料コストはほぼ2分の1で、製造工程が簡素化されるため工場の設備投資額は数十分の一ですみます。
「リチウム空気電池」「全固体電池」も有望
安全性があり小型・軽量でも大きなパワーが得られるだけでなく、充電が早い、電解液の凍結や蒸発の恐れがないので酷暑、酷寒の環境でも性能を維持できるメリットもあります。電気自動車(EV)に適していて、トヨタ自動車は「2020年代前半に全固体電池の実用化を目指す」とアナウンスしています。
次世代電池はハイテク研究の中でも日本人の活躍が目立つ分野です。「吉野先生に続け」とテンションが上がっているでしょうか。
https://wired.jp/2019/10/10/nobel-for-gadgets-lithium-ion-batteries-win-the-prize/
https://michinokutrade.hateblo.jp/entry/2015/12/06/112614
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42209990Y9A300C1000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45473080Q9A530C1X90000/
https://www.toyo.co.jp/solution/car/column/detail/id=15675
anesanmatimati@anesanmatimati大型蓄電池普及ロビー活動の様子、スマートシテイという家庭向け箱物または都市開発をうたう日立などのCMはずいぶん前からありますが。蓄電池のネットワーク構築、電池開発者は大きな賞をもらうとか、出来過ぎている気もして。
2019年11月02日 05:32
NIMITZ@NIMITZ@Aahi69Mai 昔の携帯電話やノートパソコンの電池はニッケル水素電池でした。価格は安かったのですが時間が持たない。そして現れたのがリチウムイオン電池。長持ちして良いのですが価格が高い。電気自動車も100万円はリチウムイオン電池代です。家庭の電力用蓄電池はまだまだ先になりそうです。
2019年11月02日 02:12
天野 勇@UDOU45CG0pkUQGY@Aahi69Mai @fBywtBMOWqapBf4 リチウムイオン電池のおかげで、「電気自動車」は一般家庭の2日分位は「蓄電」するそぅですし、太陽光パネルと「蓄電池」をセット販売している「メーカー」も有りますね🎹🎶。😅/'🎌
2019年11月02日 02:10
産業技術総合研究所(産総研)@AIST_JP動画本編は身の回りの電池に関するクイズや、電池の歴史・未来の電池紹介など、盛りだくさん!この週末、電池はかせになってみませんか?身近なところに電池あり-蓄電池の昔、今、そして未来へ-第9回産総研サイエンスカフェin関西https://t.co/8LJEETlIU9
2019年11月01日 12:01
DarkRacerSkull@racer_skull@shakazen2011 蓄電池の技術革新があと一段、いや二段階欲しい。 中古リーフが安いのは放充電を繰り返し蓄電性能が半分以下になっているため。市販の蓄電専用リチウムイオン電池ユニットも放充電回数はせいぜい500回程度。 約三年毎に百万近い買い替え費用必要、電気代の方がはるかに安価な計算!
2019年11月01日 20:28
エネ管(電気).com@enekan_com_e(2015-Ⅲ)燃料電池は化学エネルギーを電気エネルギーに変換する装置で、乾電池や蓄電池のように内部エネルギーとして保存するものではなく、外部から燃料と「酸化剤」を供給することにより発電を行うものである。
2019年11月01日 16:06
VCの中の人(環境・エネルギー領域)@VC63360111グラフェン蓄電池の解説、事例紹介です。この領域もスタートアップも各種ありますが、電池の量産化で大手のひしめく既存市場で勝負するのは大変かもしれません。差別化や事業化に向けた具体的アイデアが気になります。 https://t.co/72NErGzL3Q
2019年11月01日 15:32
日本経済新聞 電子版@nikkei電気自動車(EV)での寿命を迎えた車載用リチウムイオン電池を、再生可能エネルギー向け大型蓄電池に転用。伊藤忠が中国企業と連携し、リユース事業に乗り出します。https://t.co/cjTFXaYk70
2019年10月26日 07:47
imi@imiimiアメで太陽電池を普及させといて、その後で蓄電池市場を活性化させる。狙ってたならすごいな。 / 他85件のコメント https://t.co/OZyfWV8eEq “太陽光買取制度 今月から終了「売電」から「蓄電」にシフトへ | NHKニュース” (173 users) https://t.co/DvibYGbLxt
2019年11月01日 12:10
ツメヲ@tumewoガソリン車は10万キロも走れば買取価格が新車時の10%位になるけどリーフは乗用車としての価値が無くなってもリチウムイオン電池の蓄電池としての価値は残ってる。家庭で実際に蓄電池として車検切れたリーフを置いておける家は限られてくるけど。
2019年11月01日 08:14
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