関電子会社顧問に高浜町元助役=長期間報酬も支払い | 時事刻々

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今日は、「関電子会社顧問に高浜町元助役長期間報酬も支払い」です。
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関電子会社顧問に高浜町元助役長期間報酬も支払い

時事通信社

 関西電力幹部らが福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、関電子会社で原発などの工事やメンテナンスを手掛ける関電プラント(大阪市)が、森山氏を長年にわたり非常勤顧問に起用し、報酬を支払っていたことが1日、分かった。

 関電プラントは、森山氏が手数料を得ていた高浜町の建設会社「吉田開発」とも取引がある。元助役が受注、発注側の両社に関わっていた異例の構図が明らかになった。

関係者によると、関電プラントは昨年12月まで数十年にわたり森山氏を起用。高浜原発が立地する高浜町の情勢などについて必要に応じてアドバイスを得ていた。報酬も支払っていたが「ごくわずか」(幹部)という。

 吉田開発の工事経歴書によると、同社は2015年10月着工の倉庫建設工事を、関電プラントから1億5000万円で受注している。

 関電は11~18年、岩根茂樹社長を含む幹部ら20人が森山氏から3億2000万円分の金品を受領。その一部については、森山氏が吉田開発から工事受注に絡む手数料として受け取った3億円が原資となった可能性がある。