10月の消費増税確認=日米交渉「しっかり対応」-自民公約
自民党は7日発表の参院選公約に「10月に消費税率を10%に引き上げる」と明記し、消費税増税を予定通り実施する方針を確認した。半面、インフラ整備など歳出増につながる項目も列挙。財政再建への道筋は見えないままで、新たな国民負担をめぐる議論は事実上先送りされる。
公約は財政再建について、借金に頼らず政策経費を賄えているかを示す基礎的財政収支(PB)を2025年度に黒字化させる政府目標を踏襲した。ただ、内閣府の試算では、高成長が続いても、PBの黒字化は26年度となる。景気減速で税収が落ち込めば、さらなる増税や歳出削減を迫られる公算が大きい。
日米貿易交渉に関しては、農産物の自由化水準を環太平洋連携協定(TPP)が最大限とする政府方針に言及し、「しっかり対応していく」と表明。消費増税に伴う軽減税率の導入などで対応を迫られる中小企業には「万全の支援を行う」と強調した。
政府・与党は、社会保障費の膨張に対応するため、参院選後に社会保障の給付と負担に関する議論に着手する方針。少子高齢化が進む中、新たな国民負担も論点となる見通しだ。
はい。
これが一報なので、まだこれから追加や修正などされる可能性はありますが、とりあえず、これが自民党の公約となります。
[自民党公約]
★10月に消費税率を10%に引き上げる(消費税増税)
よくもまあ、これを堂々と掲げて選挙戦を戦う気になったな、というのが正直なところ。
自民党には、私たち庶民の気持ちは、伝わらないのでしょうか。
★インフラ整備など歳出増につながる項目も列挙(財源不明)
これは、最もやってはいけないこと。
財源不明→財源を示せ!→増税?(曖昧)(選挙前)→増税です(キッパリ)(選挙後)→消費税再増税へ
こういう流れが見えるから、まして、今回は消費税増税が『大義』になるかもしれないわけで、野党に取っては、攻め所を与えたようなものです。
★財政再建について、借金に頼らず政策経費を賄えているかを示す基礎的財政収支(PB)を2025年度に黒字化させる政府目標を踏襲した。(景気減速で税収が落ち込めば、さらなる増税や歳出削減を迫られる公算が大きい)
これも、引き続き緊縮財政をしますよ、国民にお金は回さないよ、ということで、事実上の続デフレ宣言と言えるでしょう。
★日米貿易交渉に関しては、農産物の自由化水準を環太平洋連携協定(TPP)が最大限とする政府方針に言及し、「しっかり対応していく」と表明。
トランプ大統領の爆弾ツイートはどうなっているんでしょうか。
攻め所満載ですね。
★消費増税に伴う軽減税率の導入などで対応を迫られる中小企業には「万全の支援を行う」と強調した。
★政府・与党は、社会保障費の膨張に対応するため、参院選後に社会保障の給付と負担に関する議論に着手する方針。(少子高齢化が進む中、新たな国民負担も論点となる見通しだ)
また、増税ですか。
消費税がどんどん増税されて行く状態しか、見えない。
この6項目が柱となるようです。
この公約で、自民党に入れようなんて人がいるとは思えません。
それだけ夢も希望も無い公約です。
後は、野党の皆さんの頑張りに掛かっています。
頑張って下さい。