箱根駅伝と慶應通信 | 『鈴太のノート』慶應通信を卒業した日記(経済学部編)

『鈴太のノート』慶應通信を卒業した日記(経済学部編)

慶應通信経済学部 68期秋組
2014年10月学士入学 2017年3月卒業(在籍期間2年半)

例年と同じく今年の正月も、

TVで箱根駅伝を観戦していました。

 

相変わらず、青学強いですね・・・^^;

 

一方、母校明治は途中で襷が繋がらず残念。

 

シード権も得られず、

今年も予選会からの出場となります。

 

それはさておき、本題。

慶應通信はよく山登りやマラソンなどに例えられることがあります。

 

2学部入学ともなりますと、

さながら駅伝の往路&復路に例えられるといった感じでしょうか。

 

往路でゴールに近づいていましても、

次の復路のことを考えますと、

なかなか手放しで喜べなかったりもします。(汗

 

元々法学部志望だったのに、

「法学部は無理そうな気がする」

ということで一度法学部受験を回避しています。

 

ちなみに時期が時期ですから、誤解のないように書きますと、

どの学部、どの類が難しいといったような一般的な評価ではなく、

あくまで私個人が

「経済学部より法学部(甲類)の方が難しい」

と思っているだけです。

 

どの学部、どの類が難しいか、ということについては

個人の知識や経験、得手不得手なども関係してきます。

 

なので、一概にどの学部、どの類が難しいとは言えないのですね。

 

で、話題を戻しますが、

慶應通信を駅伝になぞらえることについて。

 

マラソンですとスタートからゴールまで

個人単独で走ります。

 

勾配のない単調なルートであれば、

スタートからゴールまで

同じペースで走り続けることが理想でしょうか?

(マラソン詳しくないので分かりませんけど)

 

ですが駅伝では複数人のランナーが

襷を渡してのリレーとなります。

 

駅伝においては1人のスーパースターがいたとしても、

必ずしもそれだけで優勝できるとは限りません。

 

また、出走メンバー10人中9人が好成績で走っても、

他のメンバー1人が途中で失速したり、

あるいは故障などのアクシデントがあれば

全体順位は下がることとなります。

 

出走メンバー全員の総合力が重要となるのですね。

 

慶應通信においても同様なところがありまして、

特定の分野、科目がどんなに得意でありましても、

それだけでは116単位の充足は困難です。

 

時には1科目の必修科目がストッパーになって、

卒業要件充足を困難にすることがあるかも知れません。

 

卒論においては興味ある分野、

または得意分野で本領発揮ができる一方、

 

卒論以外の卒業単位充足においては

苦手科目、難関科目の克服こそが鍵となります。

 

単位修得のペースにつきましても、

それは箱根駅伝における

山登りや山下りのあるコースのようなものなのでしょう。

 

途中、苦手科目や難関科目などに

苦戦することもあるかと思います。

 

また通信の学習の他にも、

家庭や仕事で多忙期に入ったり、トラブルに見舞われたりなど、

様々な困難に遭遇したりするかもしれません。

 

常に同じペースで走ることが理想ですが、

外部環境によってはペースの変動を

余儀なくされることもあるかと思います。

 

ですが、その中にあって大事なことは

「モチベの維持」かと思います。

 

ある1区間だけ必死に頑張りましても、

次の区間でサボってしまったら、

その前の区間での頑張りは

無駄になってしまうような気がするのです。

 

急勾配の坂に差し掛かって、

結果、ペースが落ちてしまうことは仕方のないことだと思います。

 

ですが、ペースが落ちたことに心折られて、

走ることをやめてしまい、

歩き出してしまっては勿体ないとも思うのです。

 

一連の「レポ提出&科目試験受験」の1セットを1区間の走りと見たて、

科目試験が終わるごとに次の走者として走り出す姿をイメージする。

 

そして、もし今の走りが辛かったとしても、

 

「今までのランナーも苦労してきたんだから、

その苦労を無駄にしないためにも今回頑張ろう」

 

「次のランナーに襷を渡すため

今回も最後まで全力を出し切ろう」

 

といった感じに、

1人駅伝を妄想してみるのも良いかもしれません。

 

難関科目に苦戦すること、

家庭や仕事等で忙しくて学習時間が確保できないこと。

 

これらは長い慶應通信の中で普通にあり得ることと思います。

それで履修ペースが落ちるのはある程度は仕方がないこと。

 

ですが、一番勿体ないのは、

学習時間があり、頑張れば合格できるはずなのに、

モチベが維持できず試験に撃沈することなのかと思います。

 

入学してから卒業するまで途切れることのない

モチベーションの維持。

 

難しいですが、これが一番大事なことかと思います。

 

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