「イギリス経済史」、第3章「世界の工場と大不況」。
前章、1760年~1830年までの産業革命に対して、
その後の時代の内容になります。
少し年代がかぶりますが、
1825年~73年までが「世界の工場」の時代。
原材料を植民地から集め、
再び、世界にその製品を輸出。
国際間の流通、交通整備が既に行われており、
他にも金融、情報の整備が整われていた。
こうして「世界の工場」としてだけでなく、
「世界の銀行」「世界の情報」としても反映していた。
次いで、万国博覧会、
海外投資と国際貿易の説明が続きます。
後半では1873年~96年の「大不況」について
説明がされています。
大不況の要因としては、
工場の設備の旧式化、
製品の規格化・標準化の遅れ、
技術開発の遅れが挙げられています。
この時代、イギリス国内においても
海外からの輸出品が使用されていたとのこと。
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