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🆖🆖🆖パーム油について🆖🆖🆖

「低トランス脂肪酸のマーガリンがバターより良い」と、以前投稿で読んだ事がありましたので、良いか悪いかは下記のパーム油の解説で納得出来ると思います。

今や多くのマーガリンやショートニングには低トランス脂肪酸を謳い、マーガリンの中にパーム油が配合されている事を理解しなくてはいけません。(キャリーオーバーにも注意⚠️)

先ず、パーム油はどんなものかを製造法から説明しますと、原料となるアブラヤシ(パームヤシ)の果房は幹から切り離されると直ぐに酵素による分解が始まるので、品質を落とさない様に24時間以内に搾油工場に運ばれます。
工場では直ぐに蒸熱して酵素の不活性化を行い、脱果→圧搾→静置・遠心分離機→脱ガム→脱色(活性白土)→脱臭→分別されます。

パーム油の多くは、海外からの輸入です。輸入の際は長時間、海上輸送されるわけですが、そこで品質が劣化してしまわないよう、酸化防止剤として食品添加物のBHA(ブチルヒドロキシアニソール)が大量に使用されます。
日本政府は1982年、パーム油に関してBHAの使用を認めました。1998年には、食品衛生調査会でBHAのラットに対する発がん性が確認されて問題になり、政府も使用禁止を検討しましたが、「マウスなどのげっ歯類にのみ見られたものである」との見解を受けて、現在まで使用を認め続けています。

❌パーム油のデメリットとは
①発がん性
②森林破壊
③泥炭地の破壊
④森林・泥炭の火災🔥
⑤野生動物(オラウータン)影響
⑥人権問題
などがあり、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)が設立されたのも頷けますね。

⭕️そもそも油を選ぶポイントがあり、パーム油は
①脂肪酸組成を見ると
(飽和脂肪酸50%,オレイン酸45%)
②有害成分がないかは
(酸化防止剤BHA添加)
③搾油方法
の3つとも摂取すべき油としては、パーム油は落第ですね👎

パーム油は生産効率と安定調達、高い汎用性から、世界一生産される油で、「見えない油」といわれ、原材料名では、(植物油)(植物油脂)(ショートニング)(マーガリン)(グリセリン)(界面活性剤)といった名称で使われ
①食品
②日用品・化粧品
③バイオマス燃料
など非常に幅広く隠されています。

よって最悪な人を挙げるなら、パーム油入りシャンプーを使い→パーム油入り歯磨きして→パーム油入り入り口紅💄して→パーム油入り食パン🍞にパーム油入りマーガリンとパーム油入りアイスとパーム油入りチョコレートを乗せ、ポテトチップス🍟などを食べてる人かなぁ😇