🌈みーちゃんがいなくなってから、3回目の朝☀️
心にポッカリと穴が開いていても、日にちも時間も淡々と経過して行く。
私が悲しんで、いつまでも泣いている事を、みーちゃんはきっと望まないから、
日常に戻ろう・・・そう考え始めている。
くーちゃんは男の子。
3年間を一緒に過ごしたおばあちゃん猫がいなくなって、寂しさは感じている。
しかし、しっかりと現実を受け止めている。
生命あるもの、いつかは必ず死んで行く。
そんな生命の摂理を、猫は知っているのね。
私とみーちゃんが寝ている寝室の入り口の外で、寝ていたくーちゃん。
その姿は、まるで弱い者を守ろうとしている
「群れのボスの男の子」でした。
プライドが高いのか、抱っこされる事を嫌がるくーちゃん。
でもおもちゃでは遊んでくれる。
みーちゃんはおもちゃでは、遊ばない子でした。
猫にも個性がある。
今、あまり減らない飲み水を見て、みーちゃんが水をがぶ飲みしていた事を知った。
発熱していて、喉が乾いていたのかもしれない。
硬くて冷たいテーブルの上でよく寝ていた。
そういえば、去年までは、夏のクーラーが嫌いで、クーラーのついてない部屋で寝ていた。
みーちゃんは、とてもおとなしい子なのに、3か月くらい前からだったか、大きな声で、よく鳴くようになっていた。
体もみるみる痩せていってた。
毛並みがボサボサになり、背中に毛玉ができていたりしていた。
数日前からは、左目から涙がポロポロ出ていた。
涙と目ヤニで、鼻の左側が汚れていた。
後で知ったのだけど、「目やにや涙がたくさん出る」などは、死期の近付いた猫によく見られる症状だそう。
目に異変が出る他にも、
🐈いつもと違う甘え方をする
🐈いきなり元気になる
🐈元気な声で鳴き始める
🐈いつもと違うにおいがする
🐈毛並みが悪くなる
などもあるそうで、多くが当てはまっていた。
夜、「にゃー にゃー にゃぁおー」
と元気良く言いながら、私の寝室に入って来て、ベッドに上がるので、
私は面白がって、真似して
「こんばんはー!みーちゃんだよー!今日も来たよー!」
とみーちゃんに言って、笑っていた。
夫は、「違うと思うよ」と笑っていた。
確かに違っていた。
それはわかっていた。
みーちゃんは、私の頭の上や、顔の横で寝ていた。
時には、寒くないのに、タオルケットの中や、肌布団の中に入りたがった。
「入れて」と私の肩をツンツンと突くの。
入れてあげても、必ず3分後には外に出てしまう。
夜中にもそれを数回やられるから、その度に目が覚めて、私はいつも寝不足だった。
夜中に大声で鳴いて、走り回ることもあった。
そして早朝には、姿がなくて、毎朝、リビングのテーブルの上か、ご飯をもらう場所にいた。
私が寝る前と夜中に、みーちゃんは何かを私に伝えようとして、甘えて、でも私はその大切なメッセージに気付いてなくて、
「もう!みーちゃん!静かに寝てよ」
と落ち着かせて寝せようとしていた。
猫は死期が近づいてくるとこうなるって、知らなかった。
知っていたら、もっと気を配って、優しくできていたかもしれない。
みーちゃん、ごめんね。
みーちゃんは、気丈にも、呼吸困難になる直前まで、自力で2階から階段を降り、トイレに行き、また2階へ上がって来ていた。
だから、具合が悪くなってるだなんて、気が付かなかった。
呼吸困難になったのが、10月15日の午後6時。
亡くなったのが午後9時。
最期まで、私達に手をかけさせず、介護もさせず、
更には、私達を安心させるという「奇跡」まで起こして、命を全うした。
「奇跡」については16日の投稿に書いているよ。
2023/10/18(水)
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