耳をすませば
す育休206日目。
今日はお義母さんがうちに遊びにきたので、私は日中オフ。
ここまで、妻が実家に帰っていた5日間を除いて、
美容院や整体等の予約を除けば、
友達と遊ぶことも飲み会に行くことも習い事をすることもせず、
全ての時間を家族と一緒にいたので、
まじ久しぶりのオフ。
妻子が家にいる中でのオフはなんと初。
ということで、
行ってきました。
『耳をすませば』。
アラフォーのおっさん1人、耳すま。
浮くかなと思いきや、月曜の真昼間の耳すまは、
なぜかおっさん1人が結構いた笑
いやー、良かった…
アニメ版耳すまも好きだったけど、これはこれでいい。
アニメ版耳すまへの想いは2006年のブログに書いていて、
改めて読むとめっちゃ好きだな笑
この10年後、出版社に勤め悪戦苦闘する雫と、
イタリアに渡りっぱなしの聖司くんの世界が舞台です。
アニメファンが見ても多分楽しめる映画に仕上がっていました。
個人的に良かったところ。
雫と聖司くんのキャストが良い。
清野菜名と松坂桃李、めっちゃ雫と聖司くんやん。
とくにトゥーリー、めっちゃ聖司くんで良き。
田中圭が好き。
田中圭の役の絵本作家、良かった。
アニメの場面がリンクする。
『やなやつやなやつやなやつ』とか、
ムーンを追って地球屋に導かれるところとか、
神社で杉村に告白されるところとか、
至る所に中学生の思い出シーンがでてきて、
思い出しながらニンマリしてしまいます。
翼をくださいが意外とハマってる。
オープニングがカントリーロードじゃなくて翼をくださいで始まって、
ええっ⁉️
となったけど、ストーリーを考えるとこの歌は歌で意外とハマっててよかった。
聖司くんと雫が歌うシーンも楽しそうで何より。
突然帰国した聖司くんが早朝雫の家に向かうとたまたま雫が夜ふかししてて、しかも物音に気付いて窓を開けて出会う2人。のシーン。
いや、ありえんて、ってなるけど、
『奇跡だ!』
が言いたいからいいでしょうこれは。
おれは好きだよ。
逆に気になって気になってしょうがなかったところ。
カントリーロードが流れない。
…まじかよ!!
意外とハマってたけどエンディングとか、せめて挿入でもいいから流そうよ!!
耳すまといえばカントリーロードでしょ。
だからコンクリートロードも出てこないし、
『やなやつやなやつやなやつ』の思い出も改変されてしまうわ。
若者層大丈夫?
アニメが1988年舞台、
今回の映画はその10年後で1998年舞台。
昭和世代のわたくしは違和感なかったけど、若者が入り込むの難しいんじゃない?
当然スマホもないし、そのせいですれ違いもある。
イタリアの彼氏とのやりとりは公衆電話、テレカを使った電話と手紙。
(国際電話だからテレカの減りがめっちゃ早いとことか個人的にはツボだった笑)
雫の上司はクソパワハラ野郎で、自席でタバコふかしながら雫を罵倒。
オフィス環境は急速に改善されたわなぁ。
西司郎(90)の違和感
地球屋のおじいちゃん西司郎、少し軽い役者さんだったなぁ。
もう少し重厚で穏やかで、そんな人にやって欲しかった。
あと、今90歳なのに元気で何より。
世代設定。
主人公2人が25歳っていう設定、少し早かったかな。
雫が10年やっても結果が出なくて夢を諦める、ってゆー核になるシーンがあるんどけど、
中学生からの10年だし、実質大学卒業してから2年でしょ。
まだまだ諦めるタイミングじゃないし、
友人の結婚とかに焦ることもない。
これ、雫たちを30歳、15年後とかの設定にしたほうが、
色々と感情移入できるし葛藤がストンと腹落ちする気がするんだけど、
なんで10年後だったんだろう。
インターネットが一般化する前の世界を舞台にしたかったのかなぁ。
てゆー、所感です。
久しぶりのオフ、楽しかったなぁ。
今から帰って再び父(夫)に戻ろう。
でわでわ。