今、このマンガがディ・モールト面白い
もし太平洋戦争で大日本帝国が勝利していたら?
学生時代、史学科の学生とよくそんな話をしたもんです。
そんな「もしも」を描いたいわゆる「IF戦記」モノは、書籍やマンガで多数発刊されております。
拙僧が所持している名著「シミュレーション本土決戦」。
ダウンフォール作戦(九州侵攻作戦)とオリンピック作戦(関東侵攻作戦)が実施された場合の防衛線、被害の様子を淡々とシミュレート。
想像しうる最悪のシナリオです。
一方、モーニングで連載中のマンガ「夢幻の軍艦 大和」。
こちらはゲーム「提督の決断」シリーズのようなもんですね。
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大戦中に現代人がタイムスリップ(笑)してきて、帝国海軍を勝利に導いていく…
んですが、そう簡単にいかないのがこの作品の面白いところ。
海戦に勝利して主人公が未来に帰ってくるたびに、現代日本が変貌していくんです。
北海道の東半分がロシア領に→帝都東京に憲兵がウロウロ、常時戒厳令→核兵器で周辺諸国を恫喝する悪の枢軸国家に…
とどんどん状況が悪化していきます。
1999年に「人類初」の核兵器が東京・新宿上空で炸裂。
現代人の介入で戦争に勝利した結果の結末。
どこでシナリオを間違えたのか?
歪んだ歴史を修正する為に主人公は考えます。
マリアナ諸島に温存した戦力を移します。
「ラバウルのリヒトホーフェン」笹井中尉!
「ラバウルの魔王」西沢一飛曹も!
無敵の台南空が健在のまま、マリアナへ転属。
雲霞の如く迫る米軍を相手に、新説・マリアナ沖海戦が幕を開けます。
WWⅡヲタとしてはwkwkが止まらない!
「夢幻の軍艦 大和」、ディ・モールトオヌヌメです。
- 夢幻の軍艦大和 1 (イブニングKC)/本 そういち
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