状況に関係なく人に寄り添う事は可能です。
寄り添う側の精神的安定を求めるのであれば
寄り添われる側と同じ目線を体験するに限る。

≪#0542≫

 


今日もありがとうございます。
「人つながり」の高坂一彦です。

 


今日からわが家は新しい生活のスタートです。

 


娘は高校生活、息子は就職訓練センターに通います。

 


特に、息子は片道約2時間の道のりです。
本当は、何日かはセンターまで一緒に行きたいところですが

 


仕事の調整がつかないので
今日から2週間は途中の乗り換え駅まで
一緒にいくことにしました。

 


この付き添いの目的はなんといっても
通勤電車の人混みに対応できるかどうか。
そこを見極めて、アドバイスや工夫をするためです。

 


しかし、救いは、出発は早朝だということ。

 


朝早いので、電車が空いています。
これは、ラッキーです。
もちろん、座れるほどではありませんが
網棚に荷物を載せて、もみくちゃにされること無く
余裕で立っていられるのです。

 


今日は、その初日だったので
どの車輛が空いているのか?

 


乗換駅のトイレはどこに有るのか?
確認しながらの通学です。

 


百聞は一見にしかずとは良く言ったものです。
最初に乗る電車は朝早い時間帯なので、10分以上間隔があります。

 


丁度良い電車に乗ると
事前に調べた乗り換え駅の電車は
一本早いのに乗ることができます。
(ネットの乗り換え情報よりも早い)

 


いや、本当は乗りたくないのですが
仕方がありません。

 


なぜなら、早くセンターに到着しても
入館出来ないルールになっているからです。

 


仕方がないので、
最終到着駅のホームのベンチで
10分ほどスマホを観ながら待つように伝えて

 


最後の乗り換え駅のホームで見送りました。

 


出来れば、最後の駅まで付いていき
ホームのベンチの状況も確認しておきたいのですが。。。

 


今日に始まったことではありませんが
今までも、新しい生活が始まるときは
なるべく、同じ空間で同じ行動をとる様にしてきました。

 


今回のように
ネットの乗り換え情報や
他人から聞いた話は
実際の感覚と違うからです。

 


私の大好きなドラマのセリフに
「事件は現場で起きてるんだ!」
そうです、パソコンの中で
わが子は生活しているのではないのです。

 


このように、必ず子どもの目線で
実際に経験してみると
計算上では、予定通り進んでいたとしても
実際の現場で感じることは違うことがあります。

 


これは、会社内の社員教育や学校教育でも同じような気がします。

 


机上の論理だけでは解り得ないコトを
どれだけ実際の経験足で把握しているかが
信頼性のある指導だと考えています。

 


そんなことを再認識しながら
朝早かったので、仕事前のルーティンを
カフェで行っています。

 


この時間が取れるのであれば
2週間を一緒に行動しても、
今までとそんなに変わらないリズムで
仕事ができそうです。

 


同じ目線を経験できると
いらん心配や不安がなくなるのが
私にとっては、とても意味があることなので

 


この方法をこれから始まる
社員研修にも取り入れようと考えています。

 

 

新入社員と同じ目線で社会を捉えれば
指導も教育もとても有意義なものとなるでしょう。

 


高坂一彦 拝