褒めるのは上段からの言葉?
≪#0531≫

 


今日も「人つながり」のブログに
人生の大切な時間を使って呼んでいただき
ありがとうございます。

 


今日も気持ちを込めて書きます。

 


最近、とても好きになった人がいます。
もちろん、男性です。(笑)

 


その人は、高校受験の娘さんがいて
私の環境と何かと似ているので
お近づきになれました。

 


その人の娘さんは、高校のランクをひとつ下げて
余裕を持って合格したそうです。

 


だからというワケではないのですが
高校は選ばなければ必ず入れるので
それほどの感動は無かったそうです。

 


もちろん、無事に合格できたお祝いは
家族でしたそうですが

 


それよりも、その高校の特進クラスに応募して
見事に合格したそうです。

 


その事には嬉しいというよりも
感動したそうです。

 


特進クラスに応募した時に感じたのが
受験する高校のランクをひとつ下げたことに
落胆があったのは間違いなく

 


その中で、ランクを下げた現状の中で
本人なりに上を目指している
健気な気持ちを感じたそうです。

 


その特進クラス合格を受けて
私がその人に何気に質問をしました。

 


褒めてあげました?
お祝いするのですか?
(とても、ベタな質問です)

 


その人からの答えは
「私は、子どもを褒めたりしません」

 


「今回は、よかったね、嬉しいね、そして、楽しみだね」
と、声を掛けたそうです。

 


ふっ、と思いました。
娘さんの気持ちに寄り添ってる!

 


特に、楽しみだね。と、いう気持ちの言葉に
反応していたそうです。

 


「がんばったね」は、こちらの気持ち
ねぎらいの言葉ですが

 


「楽しみだね」は、相手の気持ち。

 


だから、その人の声掛けに娘さんは笑顔で一言
「うん!」

 


その話しを聞いている時に思いました。

 


嬉しいと思う気持ちがどれだけ大切な事かを
教えることが大事なんですね。

 


考え方によっては
嬉しい気持ちは否定されたりしますからね。
例えば「うかれていてはダメだ!」とか。

 


今回の話を聞いて想像したのが
「楽しみだね」と、言われて「うん!」と、答えた娘さんは

 


きっと、高校のランクを下げた時の気持ちも含めて
お父さんに自分の気持ちを解ってもらえたと
感じたのではないでしょうか。

 


確かに、褒められるより
数倍嬉しいかもしれませんね!

 


高坂一彦 拝