東京は曇りです。
≪#0513≫

 


折角の満月が雲で隠れて見えません。
年間12回しかい来ない満月の1回が見れませんでした。

 


見えないけど満月の事実は変わらず
なんとも複雑な感じです。

 


満月は、太陽の光を反射しているだけなので
大きな鏡と言えますね。

 


鏡は、物体をそのまま映すのですが
時々、マジックミラーでノッポになったり
おデブちゃんになったりしますが。。。

 


満月は29.5日周期でやってきますが
オリンピックは4年周期。

 


今の時期は、受験シーズンです。
例外もありますが殆どはこの時期だけです。

 


合格した人も残念だった人も
気持ちが大きく動くことでしょう。

 


私の姪っ子も希望大学は不合格だったそうです。

 


そんな時に、本人も複雑な心境になると思いますが
家族や周りの人たちも、なんと声を掛けたらよいか
迷いますよね。

 


励ますのも、なんとなく他人事みたいだし
気持ちを言葉にしたくないと思っている本人の
気持ちを詮索してもしょうがありません。

 


悔しいのか、悲しいのか、落ち込んでいるのか。

 


本人は、本心を言葉にしたり、
表情に出したりするとは限りません。

 


わざと明るく振る舞ったり
部屋に閉じこもって泣いていたり

 


そんな時は、相手の気持ちを勝手に解ろうとするよりも
相手の表情や行動、言動などから
私がどう感じているかを伝えるようにしています。

 


複雑な心境の時には
本人だって自分の気持ちが解らないのかもしれません。

 


何時でも声の届くところにいることと、
次の展開を一緒に考える準備は出来ていると伝えて
見守ることにしています。

 


悲しみや落ち込むことを選んでいるのは本人だし
次に向うことに意識を向けることを選ぶのも本人なので

 


立ち直ることを信じて待ち続けるだけですね。

 


月の満ち欠けのように
上手く行くときもあれば
そうでない時もあるのだから。

 


これは、相手に言う励ましの言葉ではなく
寄り添う側が助けられる言葉のような気がします。

 


高坂一彦 拝