本日は恵美先生 の新セミナー☆第二回「そこが知りたい!東洋医学単発セミナー」を開催しました。
テーマは『肩凝り』ですから、セラピストや整体師としては日常殆どこの訴えに向き合っていると言えますが、中医学の観方ではどんな話しが飛び出すでしょうか![]()
先ず、「肩凝り」は日本独特のものでして、中国はおろか世界で“肩凝り”という症状に相当するものがないとご存知でしょうか。
そんなこんなで、何故、日本人は“肩が凝る”のか?という話しで、日本人の気質、性格、風土などが創りだした・・・という話しからスタートしました。
次にどんな症状であれ中医学では全ての不具合の切欠を「内因・外因・不内外因」などに分類して治し方を導き出します。
肩が凝るにもそのスタートはなんだったのか?をしっかり見つめて行くのが中医学です。
内因(情志刺激)、外因(外気・気候による影響)、不内外因(飲食、生活習慣、体質、外傷、などなど)、人によって切欠を理解することで、解決方法が異なってきます。
葛根湯で肩凝りが取れるタイプと効かないタイプがあるのはこれらの事を踏まえれば当たり前ですね![]()
そして実証タイプと虚証タイプにも分けても分析してゆきます。
実証では気滞、瘀血、風寒、痰湿で、虚証では気虚、血虚、陰虚などの状態に分類できます。(体内の気・血・津液という生理物質のバランス失調を表現したもの)
ここに臓腑弁証(内臓の問題)を含めると、日本人では脾気虚、肺気虚が多いという話しやこんな訴えがあれば、内臓の病理的問題にも絡む可能性があるのでドクターの診断も。。。などなど
最後は、実際に相手と会話しながら分類してゆく具体的なポイントを整理します。
症状は『どのようにするれば悪化してどのような状況で楽になるのか(憎悪因子と軽減因子)』、痛みの性質(刺痛、隠痛、脹痛、重痛、激痛、熱痛、冷痛など)はどうか?
訴えから中医学的に肩凝りを分類して、ケアや養生法(生活習慣や食事)、ツボの選び方、施術の組み立てに関する工夫の解説がありました。
この様に、「肩凝り」と言っても人それぞれ様々な成り立ちがありますので、当然対処も選穴も様々。
例えば、平行してこの様な工夫をセレクトしてゆきます↓
・血流を促す
・気のめぐりを促す
・水はけを良くする工夫
・リラックス重視、ストレス軽減
・血液の充実を考える
・潤い力を高める
・エネルギーチャージ
・目を安静に
・冷やさない工夫(首・肩の局所、又は体質として)
・睡眠の質を高める
・各臓腑の働きを助ける
・筋骨格の運動を促す
・呼吸法の勧め
・胃腸を労る・休める工夫
・休息が必要
これらはお客様のご協力が必要ですが、逆にお客様が自身のカラダへ意識を向けて頂ける切欠にもなりますし、このご協力が実現できればこんな素晴らしいことはないですね。
私達のカラダは先ず自分の意識が基盤になり(現時点の身体はその人の信念の現れ)、そこに連動してエネルギー状態(磁場と波動)が形成され、食べ物や生活習慣が3次元的な要素を創り出して行きます。
お客様の「意識」「気」と食べ方や生活習慣の変化で自分のカラダを再構築して頂きたいですね![]()
次回は7月23日(木)第二回『そこが知りたい東洋医学☆夏も元気に!苦味で熱をコントロール』です。
セラピストさん、整体師さんには直ぐに使える小ネタ満載ですのでお気軽にご参加ください![]()
ご希望の方はコチラのフォーム
に参加日時をご記入の上送信くださいませ。
渡辺知里/レポート
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