延べ5万人の体をみてきた理学療法士が語る「体も心も痛くない!ごきげん介護」のくぼたです。
今日は、介護する人の「知っておくと楽になるからだの使い方」その2
~立っている時に体を支える基本の面(右足と左足の横幅の間隔)~ についてお伝えしますね。
立っている時、右足と左足の横幅の間隔って、普段意識してますか?
安定した立ち方は、左右の足の間を肩幅かそれ以上に広げておくと安定性がいいんです。
立っている時、左右の足裏の面積とその間の領域が、体を支える基本の面(専門用語では支持基底面)になります。
この面が広いほど安定性は大きく、狭いと不安定になりやすいのです。と言うことは、足の力が弱い方等は、杖をつくとこの面が広がり安定しやすくなるんです。
立つ時だけでなく、歩く時も同じです。そして、これは介護する時にも言えます。
介護する時、左右の足、くっついてませんか?
力士とまではいきませんが、左右の足を広げてどっしり構えた方が、自分も相手も安心安全ですよ。
大丈夫!大股開きでも見てる人はほとんどいませんから((笑)。私は、ガッツリ足を広げてやっています。その方も体が楽ですし、長く動作が続けられます。
更に言うと、これは介護する側だけでなく、介護される側の方にも当てはまります。立ち上がった時に足と足がくっついていて、フラフラして介助しづらいですよね。また、相手の方も怖いな、不安だなと感じていると思います。そんな時、立つ前に、足を少し広げて立つように声をかけて介助するといいですね。
安全は安心につながり、安心はごきげんにつながる、そんな素敵な連鎖が起こるといいですね。
次回は、介護する人の「知っておくと楽になるからだの使い方」その3
~重心(体の体重の中心位置)を低くする~ についてお伝えしますね。
