本日発売
少年サンデー42・43合併号

名探偵コナン

FILE707

『桜の少女は?』




※完全ネタバレの為、
アニメ派・コミック派
また本日発売のサンデーを
まだ見てない方は、
この先は読まない方が賢明です。









シリーズ第3話
推理編











まずはあらすじから







3人の容疑者の取り調べ時の声を録音したテープを小林先生に聞かせる白鳥警部









しかし、小林先生はどこか浮かない顔をしている










小林先生が犯人と思われる聞いた女性の声は容疑者3人の内の2人の女性の声とは違い、もっと低くてドスの利いた声だと言う










現場で走り去る車も、千葉刑事が引越し業者や運送会社を当たるが、「09」の数字の入った車は見当たらない










千葉刑事は小林先生に数字を見間違えたとは考えられないかと問うと










小林先生は
『似てるからって間違えたりしませんよ!!』
『私は!!!』
と、必死な形相で反論した

(私は白鳥警部が自分と佐藤刑事が似ているから好きになったのとは違うという趣旨の事を言いたかったのだろう)











小林先生はとにかく自分が見たり聞いたりした事は全て話したので、帰ると言い出し、席を立ち、部屋を出ていこうとした










その時、白鳥警部が容疑者と鉢合わせる可能性があるので、帰りは自分の車で送ると呼び止めるが










小林先生は
『大丈夫です』
『自分の身ぐらい自分で守れますから』
『もう私の事はほっといてくださいます?』
と、完全に白鳥警部へ背を向けてしまった










しかし、小林先生は犯人に顔を見られていて危険なので、送っていった方がいいとコナンに言われた白鳥警部は千葉刑事にその役目を指示した










『どうやら僕は嫌われてしまったようなんでね』

と、白鳥警部が意気消沈していると










灰原が小林先生が佐藤刑事に会ったのが原因だと指摘する










自分にそっくりな佐藤刑事を見かけ、その上、白鳥警部が佐藤刑事に夢中だったと耳にしたとすれば、白鳥警部が自分に優しくしてくれるのは、佐藤刑事に似てるからで自分は身代わりだったと思い急にあのような態度になったのではないかと











歩美・光彦・元太は、やはり子供の頃の本屋の事を話した方が良いと言うが、白鳥警部はなかなかタイミングがなく、話せないと悩んでいた











場面は後日の放課後の帝丹小学校










校門で生徒達を見送る小林先生










ため息をして、元気のない小林先生を心配する探偵団









元太が例の運命の人の話しをしようとするが、歩美と光彦に止められる










元太はこのままじゃずっと知らない事になると言うと









脇にいた灰原は
『それもいいんじゃない?』
『好きな人にずっと正体を隠し続けてる大嘘つきもいる事だし』
と、コナンに皮肉を込めた発言をする











歩美がどうして犯人の声の人がいなかったのか不思議に思う










コナンは高木刑事にこっそりと容疑者3人について、詳細を聞いていた










①鍵谷菊奈
・フリーター
・元レディースのリーダー
・事故を起こして免停中

・事故の裁判や慰謝料でお金が入り用だった



②滝本両子
・小料理屋の女将さん
・資産家のお嬢様
・紛い物の皿をつかまされて騙された金を取り返す為、被害者を訴える準備をしていた



③児島柳介
・昔、甲子園沸かせた高校球児
・肩を壊してプロには行けず
・今はホストクラブで働いている
・仕事の合間に野球のクラブチームで頑張っていたが、最近本格的に肩を壊して、クラブチームも辞めた










コナンは何故、小林先生が声を聞いただけで犯人の声だとわかったのか疑問に感じていた










もしかしたら、殺された被害者も女性で、あの言葉は被害者が言ったかもしれない










更に、現場から走り去る「09」の数字の入った車が何故見つからないのか?










その疑問に光彦があの日、博士が引越しを手伝った車にも数字は入ってなかったと聞いた事を思い出した










その車には「大阪ニコニコ運輸」という会社名が入っていた










『会社名だと?』
コナンは何か気付き始める









更に光彦は、博士言わくその車の運転手が東京に不慣れで、なかなか来なくて、引越しが始まったのが夜8時過ぎだったと話す










元太は口に手をあて考えている様子だが、ただ単に虫歯が痛いだけで手をあてていた










その元太の仕草からコナンはハッと気付く!

『そうか、もしかしたら』









自分の考えを小林先生に確認しに行くと、そこには白鳥警部が来ていた










もう一度容疑者3人の声を確認してもらいに来たと










だが、小林先生はその中に犯人はいないから、確認の必要はないと突っぱねる










更に自分が嘘をついているのか?と言うと










白鳥警部は
『嘘ですよ』
と、言い小林先生が驚く










しかし、白鳥警部は続けてもう一度容疑者の声を確認しに来たのは口実で、本当はあなたに会いに来た、あなたの誤解を解く為にと、やっと本音を言い始める










実はあなたとは、はるか昔に出会っていた










書店で万引きする輩を諌める女の子に










そして、その輩を僕が言葉で撃退した










だから、僕は勇敢なあなたの姿を見て刑事になったんだ










『覚えていませんか?』

と、白鳥警部はやっと全てを話す










小林先生はその「勇敢」「刑事」という言葉を思い出しかけるが…










『すみませんけど覚えていません』










その女の子は自分ではなく、佐藤刑事の間違いなんじゃないですか?

と、一礼をしてその場を立ち去ってしまう










驚きの表情を見せる白鳥警部










その白鳥警部の後ろには塀の間からこちらを覗く犯人の影が










ますます傷心の小林先生に、犯人の影?どうなる!?









ストーリーはここまで










ラブコメ要素はあまり興味ないので、早速事件の推理を










犯人は先週示した通り児島柳介で間違いなさそうですね










やはり、小林先生が聞いた声は被害者の声










小林先生が見た「09」の数字の入った車は、やはり「OS」









博士の手伝った引越し業者が「大阪ニコニコ運輸」でした





「OOSAKAニコニコ運輸」




この「OS」でしょう










コナン達は6時半頃ポアロ前で待ち合わせていました




小林先生が少し遅れてきて、その後、事件に遭遇したので、事件は7時前後










博士の手伝った引越し業者が来たのが8時










その間、道に迷っていたらしいので、事件現場で小林先生が見た車は時間的に言ってもその車だろう










既に大阪に帰ったであろう車を事件現場近隣でいくら探しても見つかるはずがない










更に、小林先生が胸が結構あったから、女性だと言ったシルエットは、元太のヒントから肩を壊した児島柳介が走り去る時、痛めていた左肩を右手で押さえていたので、そう見えたのだろう











後は、どのように犯人を追い詰めるのか?










恐らく、犯人が小林先生に襲い掛かり白鳥警部が助け、その時にコナン達も駆け付け捕まえるというパターンであろうが…










今回は3話完結パターンではなかったが、次号は解決でしょう!










ただ、今週は合併号なので、来週はサンデー発売がありませんので、解決は再来週となります。










では、また再来週!