前回の記事で「お客さまはカウンセリングで本当のことを言わない」と書きました。
精神科医の泉谷閑示先生によると、頭と心、身体の関係はこうなっているそうです。
「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)より
頭と心、そして身体はつながっています。
ところが頭と心の間にはフタがあって、開いている人もいれば閉じている人もいる。
フタが開いている人は考えていることと感情が同じなので問題はありません。
しかしフタが閉じている人。
この場合は頭で考えていることと心で感じていることが異なります。
カウンセリングのときに話すことは頭で考えている思考のストーリーで、心で感じていることと違います。
だからお客さまがカウンセリングで話すことは全部信じてはいけないんです。
ではお客さまの本心はどうやって見抜くのか?
心と身体はつながっていますから、身体の状態を見ていると心の状態もわかります。
たとえば「怒り」を感じている人は「かゆみ」を感じる。
「恐れ」を感じているときは「痛み」を感じるということがあります。
他にも筋肉の硬さ、奥歯の噛みしめなどいろいろ反応はあり、話をしているときに相手が無意識にとる動きを観察していると心の状態がわかります。
セラピストは相手の「思考」に寄り添うのではなく「心」に寄り添うことが大切です。
相手の言うことを信じない、けれども否定しない。
そして観察する。
お客さまの「心」に寄り添ったとき「技術への感動」以上に、「信頼」を得ることができます。
【限定6名様 小顔セラピスト養成講座in東京 満席】
日時:2016年2月24 日(水)25日(木)10:30~19:30
会場:神楽坂(飯田橋)
講師:ハリウッド式小顔整顔開発者:西田恒治先生
詳細はこちら
日時:2016年2月24 日(水)25日(木)10:30~19:30
会場:神楽坂(飯田橋)
講師:ハリウッド式小顔整顔開発者:西田恒治先生
詳細はこちら