奥能登に行ってきました。

何となくノリで決めた旅行でした。
昨年の12月半ばくらいに。

けれども、期待を全く裏切らず、
裏切るどころか、
期待の3倍も5倍も10倍も100倍も、
本当に素晴らしい旅となりました。


さてさて、
何からお話ししましょうか …。


まずはこれ。



なんか、良い❗️  でしょう。




こんなのも。




そして、これも …  。




宿泊したお宿の、お部屋や、
廊下、ちょっとしたスペースに飾って
ありました。

よくあることでは、あるけれど、
やっぱり、良い 、ですね❗️

日本のこころ、ですね。




日本海 って、
生まれて初めて見ました。




これは、「波の花( なみのはな )」って、
いいます。




そう、こんな感じ です。


日本海は、風が激しく吹いたり、
波も激しいので、
海がかき混ざって、こんな感じに泡立つんです。
メレンゲ  みたいに。

そして、風が吹くと、
ふわっと、空に舞って、飛んでいきます。

実際、
それを見ることが出来ました。

珠州( すず )の塩田で、
少し雨が降っている中、
外に出て塩田の説明を聞いている時、
風が吹いて、
ふわっと「波の花」が
塩田に舞い降りて来ました。
一瞬、大きな雪が降っていたのか
と思いましたが、
それが「波の花」でした。

珠州の塩田は「揚げ浜式」と呼ばれる製法で、
塩を作っています。
海水を汲み上げて塩田の砂の上に撒き、
太陽と風の力で半日乾燥させて、
その砂を集めてから、
海水をかけて布で漉して(こして)、
うんと濃くした海水を炊いて、
塩を作ります。

曇りの日や雨の日は、
塩を作ることが出来ないので、
そんなに沢山は塩を作れないので、
「揚げ浜式」製法の塩は
ここでしか売っていません。


奥能登 揚げ浜塩  「 浜士の塩 」


勿論( もちろん )買いました。

日本海の味がする塩です。
ミネラルを沢山含んでいて、
マイルドな味がします。




これは見附島(みつけじま)
またの名は、
軍艦島(ぐんかんじま)と言います。

ここの浜辺で、「デカ山」という、
高さ18メールの巨大な山車(だし)を
お年寄りから子供まで総出で、
浜辺に敷かれた板の上を引いていく、
というお祭りが毎年9月に行われます。


こんな感じです。

お祭り、と言えば、

キリコ祭りのキリコも見て来ました。



これは倉庫で祭りの本番を待っている
キリコです。

日本 と言えば、
やっぱり、祭り(まつり)ですね。

この辺りの地名を寺家(じけ)
と言いますが、
数年前、原発問題があったそうです。
「賛成」と「反対」で町が二分したそうです。

「どんどん都会に行ってしまう
跡取り息子の安定した就職先が出来る」
そうした賛成派と、

「海で生きる人々は、
やはり環境保全が一番大切。」
そうした反対派。

原発は進められる予定でしたが、
原発を建造にあたっての建材を運ぶ
道路に難があり、
今では原発建造が中止されたそうです。

地元のボランティア・ガイドの方が
教えて下さいました。


能登半島の、最北端   禄剛崎灯台
( ろっこうざき  とうだい )も行きました。



能登半島の最北端   禄剛崎灯台。



珠州(すず)地方を巡った後は、
輪島の方へ移動しました。



輪島・白米千枚田 
 イルミネーションの景色  です。


ピンク色。

グリーン色。


到着したのは夕方5時前で明るく、
近くの売店でお土産を見ていました。

“ ガイドさん お薦め "
大人気 「たい焼き」が売っていたので、
買うことにしました。

焼いても、すぐに売れていくみたいで、
「よもぎ味のたい焼き」
緑色のを一つ注文しましたが売り切れ。
ピンク色の「塩味が美味しい」たい焼きは、
2枚位ありました。


出発時間を言ったら、
「それなら間に合う」と
よもぎ味のたい焼きを焼いてくれました。

20分くらい待って、やっと焼き上がりました。

「お姉さん、待っていてくれたから、
あんこ たっぷりめに入れて焼いたから。
周りも付けておくからね。」

端っこのカリカリがたくさん付いた
《 緑色のたい焼き 》を持って外に出た時は、
もう辺り一面は真っ暗になっていました。

そうして、見たのが、
先程の景色です。

今回は、ピンク色とグリーン色のを
見ることが出来ました。

あと、青色、金色、があります。
全部で4色で、
15分毎に色が変わるそうです。




( 続く  …  。 )




能登半島  /  石川さゆり