今日は、鎌倉に行きました。
北鎌倉駅で下車し、
「この駅は小津安二郎の映画の撮影に使われた駅だよ」
「円覚寺には小津のお墓があるよ」
ちょっと円覚寺を眺め、
「あっちは駆け込み寺として有名な東慶寺と浄智寺、こっちに行くとあじさい寺の明月院…」
知っている数少ない知識を友人に一生懸命伝えながら、
ぶらぶら鶴岡八幡宮方面へ歩いて行く…。
…と、鶴岡八幡宮ほぼはす向かいにある
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館へと出てきた。
さて、ここは私がお目当ての「松本竣介展」が開催されている場所である。
友達もOKしてくれたので、美術館に入ってみることになった。
絵を見たり、資料の書簡を眺めたり、
私はとても幸せな気持ちになった。
絵から、
とても暖かさを感じて、
とても暖かい気持ちになった。
「絵」を目の前にすると、
まるでそこに本人がいるかのような気持ちになる。
「絵」にはきっと「魂」が宿っているんだ。
「絵」の値段が高いのは、きっとそういう理由。
「魂」が宿っているのだから、値段が上がってしまうのは当然のことだろう。
そんな風に思ったり、考えたりした。
神奈川県立近代美術館 本館の方は、鶴岡八幡宮に隣接するかたちで2016年まであったのだが、現在は諸事情により閉館してしまっている。
別館の美術館の方にお訊ねすると、とても丁寧にそのことを教えてくれた。
引き続いて私は、
何故「松本竣介展」に来たのかの理由をお話しした。
「洲之内徹『絵のなかの散歩』という本がきっかけです」
そうしたら美術館の方は
「その本を知りませんでした。本が好きなので是非教えて下さい」
とおっしゃり、
本の作者名と題名を手帳にメモして下さった。
私は、こういう人と人との触れ合いを、旅行とか、お出掛けの楽しさ、醍醐味の一つだと思っている。
人と人との優しさや思いやり、暖かみが行き交う世の中が好きだなあ~。
日常生活から少し離れた非日常では、
心にゆとりがあったり、
解放感で生き生き、伸び伸びしているせいか、
そんな豊かな時間が味わえる…。
美術館の後は、
八幡宮をお参りして、小町通りを抜けて、鎌倉駅へ。
江ノ電に乗り、長谷駅で降りて、
長谷寺で長谷観音、
高徳院で大仏様、
にお参りして、
今度はいざ横須賀へ。
本日のメインイベントはなんと
横須賀芸術劇場
にあったのでした
16時開演
松任谷由実『宇宙図書館』コンサートツアーのゲネプロを見るのが一つの目的でした…。
第一線をずーっと走り続けてきた人の凄み、スケールの大きさ、存在の偉大さを感じました。
(「ひこうき雲」を歌ってくれた時、涙ポロポロ、泣いちゃいました…焏焏焏焏淼焄溿 )
人間一人の力の偉大さ、大きさというものを感じます。
自分が「いい」と感じるものをやり続けることはなんて偉大なのだろう…
そういう人間、人たちが集まって、
一つの作品を作っていく…。
一つの作品が生まれていく…。
そういう素晴らしい世界観を見せて頂きました。
何にせよ、そういう生き方で人生を貫いていきたいと思ってきました。
けれど、
生き方が下手くそ過ぎて、
そういう生き方はとても難しいんだと感じていました。
けれども、本当は、
それはきっと、
とても簡単でシンプルなものなのだ、
と思ってもみます。
ただただ、
自分の心に正直でいればいいだけだ。
物事を複雑にしてしまっているのは、
ただ単に
「自分自身の心」
なのだと。
何でもかんでも、グローバル、グローバル…、
一人一人の人格、個性を無視して、
無個性化の方向へと洗脳、
人を操りやすい、コントロール、支配しやすい世界に仕組んでいく、
そんな支配屋の企み、誘導に
負けてはいられません。
私たちは一人一人違うからこそ、
個性的であるからこそ、
一番力を発揮出来るのです。
そこのところ、
どうぞヨロシク(^o^ゞ
只今、自分自身で確かめてみている、
人体実験中のミミchanでした
by ミミchan