どこの国に住みたいか?と聞かれると・・

 

英会話のレッスンをしていると、たまにどこの国に住んでみたいか?と聞かれます。

 

北欧の国々は一度行ってみたいのと、幸福度が高いので、大抵北欧の国を答えます。

 

しかし、実際は日本のままで良いかなあといつも思っています。

 

若いころからどこに行っても、最後は日本食が恋しくなっていました。

 

それでも若い頃は好奇心が旺盛だったので、楽しめました。

 

しかし、多分生活習慣自体が定着してしまっている今、他の国での生活に順応するためには相当な時間がかかる、または順応できません。

 

以前にオンライン英会話のレッスンをしていた時は、費用が安いネイティブでない先生たちのレッスンを取っていました。

 

しかし、やはりネイティブでないとわからないニュアンスがあるため、現在は費用はかかりますがネイティブコースを選んでいます。

 

アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの国出身のネイティブで本国にいる人はほとんどこういう仕事をしておらず、多くの先生は東南アジアや日本周辺のアジアを旅しながら暮らしている、もしくはそれらの国に住んでいます。

 

40代くらいになってもそういう生活をしている方が結構いるので、私には無理・・と思ってしまいます。

 

 

身近に象が歩いている映像を見せてくれたりして、人生を楽しんでいそうですけれどね。

 

 

 

日本在住の外国人が対談している「思いもよらない日本の見方」という本を読みました。

 

日本人が気づかない日本の良いところにも気づけます。

 

ルーツがアフリカにある方と、カソリックのアメリカ人が登場しましたが、二人とも日本で火葬が一般的なのに本当に驚いたそうです。

 

土葬が一般的な彼らの文化では、骨になった姿を見ることにすごく抵抗があるようです。

カソリックの場合、生まれ変わった時に肉体がないと困るという考え方があるらしいです。

 

お骨の拾い上げまでが一般的な日本人には驚きです。

 

 

二人とも日本人の素直さも挙げていました。

 

訴訟大国アメリカの人にとっては、ニュースで犯人が捕まってすぐ罪を認めています・・というのを聞くとまだ弁護士にも会っていないのに認めたの??と驚くらしいです。

 

日本人は罪を認めて反省したら許す感情が生まれやすい文化がある気がします。

 

 

アフリカの方がポイ捨てした日本人の若者に、そういうことしていいのか??と言ったら、すいませんと言いながら拾いに行ったことを挙げていました。

 

黒人さんの風貌が強面だったのかもしれませんが・・

 

日本人だって素直な人もいれば、切れて歯向かってくる人もいるでしょうが、割合的には大人しい人が海外に比べたら多いのでしょう。

 

 

結局のところ、50年近くお世話になり、愛着もありますので、日本に住むのが良いなあと思います。