変化を恐れたくないけれど・・

 

朝、子供たちを送っていく車の中で、信号待ちの時に画面に君島十和子さんが出てきました。

 

隣にいた息子に

「この人は何歳に見える?」

と、聞いたところ、

「40歳くらい?」

との答え。

実際は57歳であるということを告げると、すごく驚いていました。

 

テレビに出る時はメイクも完璧で、見られていい状態にしているにしても・・です。

 

過去に子供たちに何歳に見えるかという問いをすると、私から見たら結構若く見える人でも、大抵実年齢くらいの答えが返ってきました。

 

若作りしていても、子供には分かるのだな・・などと思っていたのです。

 

子供も見破れない君島十和子さん・・さすがです。

 

 

 

外見も内面も、年齢が上になるほどに個人差が出てきます。

 

どれだけ意識しているか、努力をしているか、どんな生き方をしているか・・重ねてきているものが増えれば増えるほど、魅力が増す人もいれば、逆にあらばかりが目立つようになってしまう人がいます。

 

年を重ねる、歳を重ねる、どちらも同じような意味でつかわれることが多いですが、年を重ねる・・は年月を経て、年を取っていくこと、そして歳を重ねる・・は木の年輪のようにかさなることで以前の自分とは変化していく、という説明が載っていました。

 

歳という感じは常用漢字ではないので、正式文書には使えないそうです。

 

年月が経てば人は嫌でも年を取っていきます。

 

毎年時が経つのが体感的にすごく速くなってきて、あっという間に人生が過ぎ去ってしまうのではないかと焦りを感じます。

 

そこで良い方に変化していくのは、色々な部分が衰えていく分、気持ちを保つのも行動するのも難しいです。

 

だから、良い生き方をしている先輩をなるべく見るようにしています。

 

本や映画などを通して、または現実世界においても、自分と向き合って、様々なものを乗り越えて、目の前にある自分の出来ることをしている人たちがたくさんいます。

 

そういう人たちに共通しているのは、諦めていないこと、投げやりになっていないことです。

 

そして、多くの魅力的にうつる人たちは、自分の事だけでなく、社会への還元や周囲への感謝を持っています。

 

年を取るだけでなく、歳を重ねていきたいなと思うのです。