誰もが長生きをしたいと望むが、年をとりたいとは思わない

 

そう言ったのは、ジョナサンスィフト。

 

確かにそうですね。

 

なんだかんだ言っても、年をとることにマイナスのイメージがぬぐえません。

 

経験と知識を積み上げ、成熟していくことは、人間としての深みを増していくはずなのに・・

 

衰えていくことで出来なくなっていくことが増えること、そして、若いころを基準とすると、みずみずしさ、エネルギーが外見からなくなってしまうことなど、原因は色々考えられます。

 

 

先日、中山美穂さんが音楽番組に出ていたという記事を目にしました。

 

その番組は見ていませんが、人々のコメントを見ていると、昔は可愛かったよね、今はこうなっちゃったよね・・というコメントも多いです。

 

47歳の私が10代の頃、トップアイドルだった人たちは、今ちょうど、更年期世代。

 

芸能人が身近な存在ではなく、テレビの中で強烈な輝きを放っていた世代だけに、昔と比べると・・になってしまうのでしょうが、変わらないことを良しとしすぎるのは、どうかと思います。

 

人間なので、変わっていくのは当然だし、逆に森高千里さんのように、50代になっても全く衰えない美貌・・というような書き方をされている人たちは、今後どうなっていくのだろう・・、本人も変わらないことを求められるのは大変だろうなあ・・と思ったりします。

 

若いうちは、大人になったね、キレイになったね、変わったね、と言われるのが嬉しくて、年をとると、いつまでも変わらないと言われるのが、誉め言葉になる・・生きにくいよなあ・・と思うのは私だけでしょうか?

 

 

あまり変化を恐れたくないし、周りにも受け入れてほしいですね。

 

私が初めて買ったレコードは中山美穂さんのものでした。

 

コンサートに行ったこともあります。

 

銀行のセキュリティ強化の質問に、はじめて買ったCDは?というものがありましたが、最近の若い人は、CDを買ったことがない人も多いのではないでしょうか・・

 

 

同じく私が大好きだった、藤木直人さんのインタビューを見ていたら、

「世間に劣化をさらすのは辛いことだけれど、頑張らないと・・」

と、いうようなことが、書かれていました。

 

彼のように爽やかイケメンだった人は、ファンの人をがっかりさせてしまう・・という心配があるのかもしれませんが、年の取り方次第で劣化にはなりません。

 

そもそも劣化という言葉が良くないですよね。

 

我が家の中学3年生の息子が、桑田佳祐さんを崇拝しているように、かっこよく年をとっていけば、変化は恐れるに足らず・・です。



 

 

ヴィクトルユーゴーが言っています。

 

Forty is the old age of youth;Fifty is the youth of old age

 

40歳は青年の老年期であり、50歳は老年の青年期である

 

私たちはまだまだいけます!!