こんにちは
ホリスティック獣医Saraです
フェイスブックなどでお付き合いしている方は、私のページを見るとうちの猫の写真が多いので、私が猫派と思われている飼い主さんもいらっしゃるようですが、私はじつは元々犬派です
最初に犬を飼っていて、その後縁があって今は猫を飼っているという感じです
なので、どちらも大好きなのです
（今は学会などのために海外にいることが多く犬を飼えない状態なので、いつか再び飼えたらと願っているところです^^）
文鳥を飼っていたこともありました
そして小さい頃は、獣医師になるかドッグトレーナーになるかで迷っていた時期もありました
家族のなかでも、飼っていた犬のしつけの担当は私だったからです^^
ドッグトレーナーになっていたら、きっと私の人生は大きく変わっていたことでしょう
そんな昔のちょっとしたお話は去年７月に出版した本【お悩み解決！メール相談室（犬猫に長生きしてもらうための秘訣）】にも記載していますので、興味のある方は是非ご覧ください
そして最近、ワンちゃんの躾やトレーニングに関する執筆も担当しています。
こういった縁というものは、引き寄せの法則かもしれませんネ
今回はワンちゃんのさまざまな首輪やハーネス、そして選び方について解説
こちらの記事でご覧いただけますので、是非参考にしてみてくださいネ
今回は、ここでしかお伝えできないようなもう少し突っ込んだお話を・・・・
チョークチェーンに関する賛否両論について
今回執筆した記事にも記載しているのですが、イギリスなどのヨーロッパでは一般的にチョークチェーンは推奨されていません（逆に反対されています）。
例えば、APDT (Association of Pet Dog Trainers UK：英国ペットトレーナーズ協会)では「チョークチェーンを使わないで」と主張するリーフレットを配っています（１）。
そこに記載されているのは、以下の内容です。
ーチョークチェーンはー
犬に危害を加える（気管や食道の損傷）
痛みを引き起こす
行動の問題を起こす場合がある
眼球周囲の血管の損傷、失神、前肢の麻痺、喉の神経麻痺、後肢の運動失調なども引き起こす
（獣医師たちからの報告も記載されています）
※窒息させない方法で犬に教えましょう。
※首輪やハーネスには他の種類もたくさんあるので、必ずあなたの犬にあった種類（チョークチェーン以外のもの）を選んでください。
＜ワンポイント＞
もともとチョーク（Choke）というのは窒息という意味
日本では、ハーフチョークという名前でオシャレ感覚に販売されているものもありますが、もともとはどちらも間違ったことをしたときに「これはいけないこと」と理解させるために首を締めて刺激を与える目的で利用されるものです。
でも、首を締めることを何度も繰り返すと眼圧が上がって目に負担がかかることが証明されています（２）。
眼圧が上がると緑内障になるリスクが上がります・・・
ハーフチョークはどう？
完全なチェーン（鎖）ではなく、チェーンの部分が半分以下になったタイプなのが、ハーフチョーク。
これもリードが引っ張られることによって首が締まります。
そのため、こちらの使用もAPDT（英国ペットトレーナーズ協会）では反対しています（３）。
首が締まることによる身体への弊害を考慮しなければならないためです
首輪には、他にもさまざまなタイプがあります！
ブレイクアウェイカラーやヘッドカラーなどについて、今回執筆した記事のほうでもご紹介していますので、是非参考にしてみてくださいネ（こちらは推奨できるものです！）
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＜参考文献＞
(1) Choke Chain Leaflet: Let's teach them, not choke them. Association of Pet Dog Trainers UK.
(3) APDT Policy on Half Check Collars: Association of Pet Dog Trainers UK.
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今後新たに出版する際に参考にさせていただきますmm
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