家庭内暴力やアルコール依存症、

家庭の中で起きている問題を

誰にも相談できない時、

 

”私が悪いから”

”私がダメなんだ”

“いつかきっと良くなる”

”それまでは見守ろう”

 

と思っていたら要注意!

 

夫が暴言を吐いても、

暴力を振るっても、

変わるのは、あなたではなく、

 

ご主人です。

 

あなたは何も悪くない。

あなたが変わる必要もない。

 

色々な感情が交錯する中で、

何がベストかを1人で

見極めるのが難しい時は、

サポートが必要です!!

 

 

 

どうする?夫の家庭内暴力

 

怒りを露わにして暴言を吐いたり、

ひどい時には暴力を振る

ご主人がいたとしたら、

 

自分の怒りをコントロールしてほしい、

カウンセリングに行ってほしい、

私に何かできることはないかな?

 

と思うのは当然のこと。

 

でもこの場合、

カウンセリングに行くのは、

ご主人ではなくて、ご自分です。

 

 

 

誰の問題か?

 

アドラー心理学の問題解決では、

”課題の分離”と言って、

 

”誰がその問題を所有しているか?”


を明らかにします。

 

問題を所有しているのは、

”ゴールが阻害されている方”


つまり、夫からの家庭内暴力の場合、

ご主人が変わりたいと思っていない限り、

問題を所有しているのは、

 

妻であるご自身、となります。

 

なぜなら、

”暴力を受ける立場にある”という

望まない結果を与えられていて、

 

夫婦仲良くありたい、

夫と対等な関係を築きたい、

毎日楽しく平和に暮らしたいという

あなたのゴールが阻害されているから。

 

暴力を与えているご主人は、

”妻に暴力を与える”という

ゴールを達成しているのです。

 

当然、”家庭内で暴力を振るうご主人”

が問題の種ではあるのですが、

 

問題に対してストレスを抱えている

ご自分が問題を所有している、

と受け取ります。

 

 

 

家庭内暴力の具体的な対処法

 

具体的にできることは、

 

①言葉で伝える 


”私はこれ以上あなたの暴力を受けない”

と伝えましょう。

 

戦うのでもなく、

諦めるのでもなくできることは、

 

”拒否すること”

 

 

ご主人が落ち着いている時に、

穏やか、かつ毅然とした態度で、

ご主人の暴力を拒否する意思を伝えましょう。

 

ご主人に対して暴力を禁止するのではなく、

自分が拒否する旨を伝えます。

 

ご主人に対して指図をする、

変わるように要求するのではなく、

 

あなたがどうするか、

どのような行動を取るかは、

完全にあなた次第です。

 

あなたがどう感じるか、

どんな意思決定をするかを

ご主人に委ねる、

もしくは他の誰にも遠慮する必要はありません。

 

あなたがどう感じているか、

あなたがどうしたいかは、

完全にあなたの自由です。

 

 

②行動に移す


子どもと一緒にご主人から離れましょう。

 

これは、家庭内別居ではなく、

荷物をまとめて実際に家を出ることです。

 

特に専業主婦で収入がない場合や、

近くに頼れるご家族がいない場合、

非常に難しいですよね。

 

しかし、家庭内暴力にあっている場合、

一番避けるべきことは、

 

”暴力を許すこと”

 

暴力を振るう夫といる家にいる

=暴力を許してしまっているのです。

 

 

ご自分の住んでいる国や地域に、

家庭内暴力用のシェルターや、

サポートを受けることができる機関が

あるか調べてみましょう。

 

 

もしご友人が家庭内暴力にあっている場合、

話を聞く以外にできることは、 

ご友人の近くにある家庭内暴力の

サポートセンターのインフォメーションを

渡すことです。

 

 

アメリカにもいくつか

サポートセンターがあります。

 

National Domestic Violence Hotline

https://www.thehotline.org/

 

 

 

ハワイのサポートセンター

 

Hawaii State Coalition Against Domestic Violence

 

 

Domestic Violence Action Center

 

 

PACT Parents and Children Together

 

 

 

https://pacthawaii.org/

 

 

 

アルコール依存症の対処法

 

アルコール依存症についても、

たくさんの専門機関や病院がありますが、

私がアルコール依存症について勉強したのは、

 

アルコホーリクス・アノニマス(A.A.)です。

 

アメリカの機関なので、

アメリカではたくさんの方に認知されています。

 

ここでアルコホリック(アルコール依存症)

についてのテキストを買うと、

 

どこからそのテキストが

送られてきたわからないように、

配慮して郵送してくださいます。

(日本でも同じです。)

 

 

アルコホーリクス・アノニマス(A.A.)ジャパン

 

 

 

 

 

諦めないで

 

誰にも言えないから

誰かに言ったらもっと暴力が酷くなるから

お金がないから家を出られないから

家を出ても解決できないから

 

と諦めないで、

ぜひ近くのホットラインに連絡をして、

プロフェッショナルなサポートを受ける

選択をしましょう。

 

変わるのはご主人、

サポートが必要なのはあなた、

行動を起こすのもあなたです。

 

 

'Ole Ua 'Ole Ānuenue

No Rain, No Rainbow

 

ハワイの諺にある、

”雨が降らなければ虹は出ない”

 

できることは、必ずあります!

まずは、

自分が問題を抱えていると気付くこと。

 

そして、サポートを受けるのは、

ご主人ではなく、

ご自分であると気付くことです。

 

自分の人生なのだから、

誰にも危害を加えさせない、

これも課題の分離の大切な側面です。

 

あなたの人生はあなただけのもの❣️

命を、そして人生を輝かせましょう✨

 


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