NHKの朝の連続ドラマ「花子とアン」で最近また注目されている

飯塚市にある旧伊藤伝右衛門邸に行ってきました。

花子の腹心の友「葉山蓮子」のモデルになった柳原白蓮さんが

筑豊の炭鉱王、伊藤伝右衛門さんと約10年間過ごした本邸です。

   * 敷地面積     約7,500㎡ (約2,300坪)

       *建物延床面積  約1,000㎡ (約300坪)


どこのお部屋も素晴らしい細工が施されていたり、
美しい装飾が目を引きました。

書斎のステンドグラスは英国製だそうです。
照明も綺麗です。



二階の白蓮さんの居室の床の間の天井には
巧妙な竹細工が編まれていました。



階段の踊り場の目の高さの位置に障子の引き戸があり
女中さんがそこから郵便物やお茶を差し入れてしいたそうです。
伝右衛門さんでも、そこをノックして許可がないと
入れなかったそうです。


広大な庭園には四阿(あずまや)や石造りの太鼓橋が架けられてあります。



伝右衛門さんは白蓮さんのために玄関の上り框を低くしたり
水洗トイレを造ったり、朝食をパンに変えたり…と
伝右衛門さんの白蓮さんへの心づかいと深い愛情を知ると
何ともお気の毒でなりませんでした。


左の二階部分が白蓮さんの居室