春風化雨潤心田
三阳開泰呈吉祥
調べてみると春風化雨(しゅんぷうけう)というのは、日本語でも使われている四字熟語で、意味は「おだやかな春の風と、ほどよい雨降り。化雨は植物の成長を促す適度な雨をいい、転じて良い教育が行われること」だそうです☆
春風化雨潤心田
優しい春風と適度な雨、そして的確な「導き」は、心までも潤してくれるものですね(*^^*)
三阳開泰(さんようかいたい)は、冬が過ぎ春が来て、万物が新たにあらたまるという意味で、新春の祝辞の際、「阳」と「羊」が同じ発音をすることから、羊年のお祝いによく使われる言葉だそうです。
遊牧生活を営んでいた古人にとっては、肥えた羊の群れはなによりの吉祥であり、「吉祥」の文字も最初は「吉羊」と書かれ、三頭の羊の吉祥図がよく用いられたそうです。
さらにさらに、「三(頭の)羊」だけでなく、「九(頭の)羊」という言葉もありました!!
九陽啓泰(きゅうようけいたい)
九は多いという意味で、陽は日のこと。
羊と陽は同音の字であるので、「九頭の羊」で「九陽」を著す。
羊と陽は同音の字であるので、「九頭の羊」で「九陽」を著す。
「羊」は古代の「祥」の字でもあり、「九陽が泰を啓する」とは、吉祥の太陽が高く現われ、吉祥の光が遍く照らし、幸運の兆しが示され、すべてのことが思いどおりになるだろうという意、だそうです☆
迎えくる春が、皆さまにとりましても幸多きものでありますように(^O^)/