高血圧のように病気としての治療方がない低血圧どうしたらいいの？

高血圧のように病気としての治療方がない低血圧
どうしたらいいの

めまいやふらつきはないものの
なんとなく元気が出ず顔色が優れない、
倦怠感や疲れが取れない…
こういった症状の原因のひとつとして血圧が低いことが考えられます。

高血圧のように病気としての治療は必要としませんが
ほとんどが体質や生活習慣によるもので、
低血圧はなぜ起こるか調べてみました

血圧は心臓から全身に送り出される血液の圧力の状態を示すものです。心臓の病気や全身の血管の状態、さらには血圧を調整する神経やホルモンの状態によって、血圧が高すぎたり、または低すぎたりといった異常をもたらします。

血圧が低すぎる、いわゆる低血圧にはこれらの病気がもとで二次的に起こるものや、急激な失血、外傷によってショック状態を呈する重度のものもありますが、一般的に見られる低血圧の多くは病気が原因ではありません。

参考までに、WHO（世界保健機構）による低血圧の基準は
収縮期血圧100以下、拡張期血圧60以下となっています。

血圧を調整する神経やホルモンは体質や生活習慣によっても変化するため、それらが低血圧の原因と考えられています

低血圧症状の改善には、
血流をよくすることやホルモンバランスを正常にすることが
効果的とされています。
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末端の指先の毛細血管にまで瞬時に血流がよくなるってことは、主要な臓器にもしっかり届きエネルギッシュに動かしてくれるってことですね(^O^)
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血液の流れが速くなりサラサラ血液が、内臓、末端の毛細血管まで行き届く

食事
■塩分との関係

高血圧の人は塩分を控えるようにしますが、
低血圧の場合はどうでしょう

厚生労働省が推奨する1日の塩分摂取量は10g以下とされています。　
調味料として使用する塩や味噌、しょうゆだけでなく加工食品やインスタント食品にも塩分は含まれているため、意識的に取り組まないと1日10g以下を達成することは容易ではありません。　
低血圧の場合はこの目標をやや多くし、
＋2～3g（目安：しょうゆ大さじ1杯＝2.5～2.8ｇ）の摂取を目標にすると良いでしょう。

また血圧が低いからといって塩分を過剰に取り過ぎると、
血流の不良とあいまって浮腫みの原因となりますので取り過ぎには注意しましょう。

■血流を良くする食べ物

たまねぎ、しょうが、にんにくなどに含まれる成分の一部は血流を改善する効果があり、今注目のDHAやEPAといったオメガ3系脂肪酸も血流を改善する効果があるとされています。

これらの食品や栄養素の摂取は、高血圧の原因となる動脈硬化の食事療法として取り入れられていますが、血流を正常にする効果として低血圧にも有効とされています。
しかし食事は、特定の食品や栄養素の効果にとらわれすぎず、あくまでも健康を維持することを目標にバランスよく摂取しましょう。

ストレス

不安や緊張などのストレスは、自律神経やホルモンのはたらきによって一般的には血圧を上昇につながります。ストレスが低血圧の直接的な原因となるかは明らかではありませんが、強いストレスにより血圧が上昇すると、その反動として血圧が下がることがあり、また繰り返されるこうした血圧の変動は自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こします。

一方、低血圧によってめまいやふらつき、倦怠感などの症状があると、気分的にも積極的な行動は起こしにくく、億劫な気持ちになりがちです。　低血圧がストレスの一因となり、そのストレスにより体調を崩すという悪循環を引き起こすことが考えられます。

低血圧の症状に神経質になりすぎず、少し身体を動かしてみましょう。

睡眠

低血圧により朝の目覚めが悪く遅くまで寝ていたり、二度寝や休日のまとめ寝などの習慣は自律神経やホルモンバランスの乱れにつながります。

朝は決まった時間に起床し、陽の光にあたることでメラトニンというホルモンが分泌され、体内時計が正常にリセットされます。

入浴

入浴は血流を良くする効果がありますが、湯の温度には注意が必要です。熱い湯に浸かると血管が収縮し血圧が上がりますが、その後、反動で血管が拡張し血圧が下がることがあります。

マッサージ

脚や手などの末端部の血管の収縮力が弱く、血液の循環が悪くなりがちです

マッサージも血行改善の効果があり、特に低血圧の人の足先は血液が心臓に戻る力が弱いため冷えています。入浴後にアロマオイルなどを利用し、心のリラックスもかねてゆっくりマッサージすると良いでしょう。

遊民の知っ得

タンパク質（肉類、魚類、納豆などの大豆食品）をしっかり取ること。また、不足しがちなミネラルを補うために、野菜や海草類を積極的に取ることも大切です。

 高血圧の場合には塩分が制限されますが、低血圧では反対に塩分をきちんと取ることも必要です（大量に取る必要はありません）。一般に低血圧の人は疲れやすいので、塩分とクエン酸（疲労回復に効果的）の多い梅干を、食事と一緒に取るのもいい方法です。

水分を多めに摂取することも大切です。
ナトリウムが不足すると、体内の血液量が減る

そのため、心拍数上昇・血圧低下し・めまいや吐き気、
ときにショック症状となることがあります。

食塩は、ナトリウムと塩素からできているため（塩化ナトリウム）、健康な体では、食塩を摂取することで、日常生活でナトリウムが不足する心配はほとんどないと言えます。

塩分、不足していませんか？

● 減塩を意識している、減塩している
● ダイエットをしている
● 生活習慣病を気にしている ....

塩分を控える理由はこの他にもあるでしょうし、

腎臓や肝臓などの疾患でもナトリウムの不足となります。
腎臓や肝臓の障害に自覚症状はありません。
症状を軽くみないで、早めの検査で本当の原因を確かめることが大切ですよ～

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