ずっと気になっていた「グーグーだって猫である」を観ました。
「通販生活」のカタログに掲載されている漫画を読んで、穏やかな時間の描き方だなぁと思っていました。
Amazonプライム・ビデオは、
ファイヤースティックを買ってもらったばかりの頃はよく観ていたのに「nature」をひと通り観終わって、「BONES」の無料配信が終わってからほとんど観てなかったのです

さて、グーグー。
冒頭から愛猫「サバ」がなくなるシーン。
自身の記憶とフラッシュバックして、冒頭から涙が止まりませんでした…
愛猫との日々を淡々と綴る作品なので
これといった大事件は起こらないのですが、
主人公の麻子さんが出逢うひととの交流や、
ちょっとした仕種の中に
先に旅立った愛猫「サバ」の存在があるような気がして、愛おしくなる作品でした。
最終話では、表題の「グーグー」もまた旅立ってしまうのです。
グーグーの旅立ちを見送った麻子さんは、サバのときよりも少し穏やかで、包容力のある別れ方が印象的でした。
最初の別れは、母親に置いていかれた子供のように自分の寂しさに押しつぶされそうで。
2度目の別れは、共に過ごした日々に感謝して。
中年期に差し掛かると、
生きてきた日々と、残された日々がちょうどおんなじくらいの長さで、
微かに「死」の気配もする。
私の祖母は、早くに離婚して
娘たちの近くで一人暮らしをしていました。
看護助士をしながら社会とも関わり、きちんと貯金もして、亡くなる前日までインフルエンザの予防接種をして、娘夫婦と孫たちと大好きなドラマを観て、帰宅し、翌朝の仏壇の準備もして、その夜眠りながら亡くなりました。
そんな祖母を身近に持っているので、
「おひとりさま」は怖いと思うことはありません。夫婦であっても同時に旅立つことは稀でしょうし、B‘zの歌にもあるように「死ぬならひとりだ」(笑)
麻子さんのように、静かにいろんなことを受け入れたり、受け流したりしながら、「好奇心」を失わないで生きていきたいなぁ、と思います。