今、話題のハワイハワイ諸島産の芋焼酎「波花」を買いに、ノース・ショア ハレイワの郊外にある「ハワイアン・ショーチュー(焼酎)・カンパニー」に行きました。

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この会社は、ハワイで焼酎を作るために、本場鹿児島で修行した平田さんと奥様が経営。

いろいろな免許取得や手続きをへて、醸造の場所も、自力で立ち上げたご夫妻が、今年初めて、出荷したのが、この「波花」です。

現在は、次の仕込みのための準備期間ということで、醸造場の中も見ることができました。

焼酎造りは、まずこの部屋で、蒸しあげたカルフォルニア産の高級米ご飯「国宝ローズ」と麹をまぜて、発酵させ、米麹を作ることから始まります。

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次は米麹に、ハワイの大自然の育んだ水を加えて、発酵させ「一次もろみ」を作成。

この段階で使うのが、瓶壷(かめつぼ)という大きな陶器。この瓶壷は、江戸きもの時代に作られ、鹿児島で使われていたものを受け継いだということです。

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この瓶壷に、地元農家産のオキナワンと呼ばれる紫芋サツマイモを、蒸して、砕いて入れ、「一次もろみ」と混ぜ合わせて、発酵させるのです。

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発酵の日数は、10日から二週間。この発酵期間が大事な時で、発酵の具合を、一日中、見ている必要があるそうです。

発酵した「二次もろみ」と云われる、いわば焼酎酒の原液を、この冷却蒸留器に移します。

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蒸留された焼酎を、木製の樽で受け、この器を使って、熟成用のタンクへ。

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こちらのタンクと左側の瓶壷が熟成に使われます。熟成期間は半年ほどで、そのあと、瓶につめて、出荷されるのです。

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このように手作りされた「波花波」の初回の出荷は3,000本。

ホノルルのレストランや居酒屋で、味わうこともできますが、自宅用に手に入れるには、免許の関係で、予約の連絡をしてから、この工場へとりにいく必要があります(750ml一本が39ドル(税別)。

予約のEメールは
kaloimo@gmail.com

工場の場所は、ハレイワのマクドナルドの前の道を入って、大きなモンキーポッド気になる木が目印。
予約の際に、ご確認下さい。