私恥ずかしいことに
3年前まで勘違いしていたことがありました
(アロマを学びて5年目位)
それは
ケモタイプのこと
まず精油は
生き物なので
育った環境によって
精油中に含まれる
構成成分が変わります
例えば
無農薬で育った植物は
虫とかもたくさん寄ってくるけれど
生きていかなといけない
そんな時な
生き延びるための武器である
成分を体のなかで作りだす必要があります
環境に適応していかないと
生きていけない
反対に
農薬などを使用して
虫など自分を攻撃してくるものが
何もない
つまり
植物にとっては快適な状態だと
無農薬で育った植物ほど
強力な武器を備えなく良いわけです
このように同じ植物でも
育った環境が違えば
構成される成分が
変わってきます
このことを前提として
ケモタイプとは
同じ学名(同一種)で
育った環境が違うものを
成分分析すると
成分構成が大きく違うもの
です
精油を購入しようと思って
ショップのホームページをみると
例えばローズマリー
●ローズマリー・シネオール
●ローズマリ・カンファー
●ローズマリー・ベルべノン
といった具合にでてきます
これは
ローズマリー
Rosmarinus officinaris
という学名が一緒(同一種)
だけれども
成分構成が大きく違う
ローズマリーということです
簡単に言うと
●ローズマリー・シネオールなら
1.8シネオール成分が多く含まれる
●ローズマリー・カンファーなら
カンファー成分が多く含まれる
●ローズマリー・ベルベノンなら
ベルベノン成分が多めに含まれる
といった感じです
個性豊かな
3つ子?というイメージです
構成成分が違うので
使い方や注意事項も変わってきます
これがケモタイプといわれているものです
ここで私が勘違いしていたのは
ユーカリなんですね
3年位前に
英国IFAアロマセラピストのテキストを
ふと見ていた時に気づいたんです
ユーカリって
ケモタイプ違うんや
ユーカリも検索すると色々な種類が出てきます
●ユーカリ・レモン(シトリオドラ)
●ユーカリ・グロブルス
●ユーカリ・ラディアタ
など
名前も似ているし
成分構成も違うし
私はユーカリも
ケモタイプだと思っていたんですよね
(なんとくそう思うって
本当に怖いですね
まず気づかない)
実はこの3つのユーカリ
学名が違います
ケモタイプの条件である同一種ではないんですよね
●ユーカリ・レモン(シトリオドラ)
Eucalyptus citriodora
●ユーカリ・グロブルス
Eucalyptus globulus
●ユーカリ・ラディアタ
Eucalyptus radiata
学名が全然違う・・・
3つ子ではなく親戚位ですね
私はケモタイプの条件である
同一学名というのを
見落としていました
精油を選ぼうと思ったら
学名を見るって
本当に大切だと思います
目的をもって選ぶには
ユーカリの件は
私の恥ずかしい勘違いでした
ぜひご参考に