精油のブレンドする良さって
なんですか
先日受講生さんに
きかれました
よく
雑貨屋や
アロマのお店でも
売られている
ブレンド精油
まず
ブレンドとは
そのままの意味の通り
「混ぜる」ことです
たとえば
「オレンジ・スイート」と
という精油は
基本的に
1つの植物の
ある部位から
採られている精油です
精油をブレンドすると
いうことは
この単一の植物から
採られた精油を
目的に合わせて
数種類混ぜることです
そして
あらかじめ混ぜ合わせてある
精油のことを
「ブレンド精油」と
言います
このブレンドをする良さは
2つあります
①相乗作用(シナジー)
ブレンドした精油の
それぞれの働きを
高めてくれます♪
例えばどんなものかというと
1.8シネオールとピネン
を組み合わせると
より効果が高まります
精油でいうと
●1.8シネオール含むもの
ユーカリ・グロブルス
ローズマリー・シネオール
●ピネン含むもの
サイプレス
ジュニパー
パイン
とかでしょうか
②相殺作用(クエンチング)
別名:抑制作用
単一の植物から採られる
精油の中で
存在する成分では
皮膚刺激が強かったりするものでも
ブレンドすることで
精油全体としては
刺激の危険性が
低くなっていることです
例えばどんなものかというと
アルデヒド類とリモネン
精油で言うと
●アルデヒド類を含むもの
レモングラス
メリッサ
●リモネンを含むもの
柑橘系
これをブレンドすると
アルデヒド類の特徴でもある
皮膚刺激を抑制してくれます
何種類も精油を
揃えるのが大変
という場合でも
ブレンドを知っていれば
色々組み合わせると
活用範囲が増えて
便利です
このように
精油の成分を知っていれば
目的をもって
ブレンドできます
なんとなく良い香りにするために
ブレンドしているばかりではなく
こういう目的もあって
精油のブレンドをしています