「ルドルフとイッパイアッテナ」 斉藤洋 | holic-comic

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「ルドルフとイッパイアッテナ」 斉藤洋
娘が読むというので図書館でリクエストして借りました。
そもそもきっかけは、年初に広報部の方々が作られる広報誌での「先生方へのインタビュー」で、「子どものころに読んだ印象的な本」でこの本を挙げてはる先生が多かった。

それを見て娘も「読んでみよう」と、思ったのだとばっかり思ってたら、なんと、映画化でしたか・・・。(;^ω^)

べつにかまわないんやけど、映画化されるから広報誌でもこの本を挙げてはる先生が多かったの?
春先にはそんな情報はなかった?

どっちにしろ、映画化されるからこのタイトルを挙げたのだとしたら、先生もうちょっと違うの挙げてよ~っていうか、映画を見て夏の読書感想文を書いてもしょうがないんちゃうの~、と、思ってしまった。(*´ω`)


さて、そんなこんなやったけれども、初版が1987年とのことやけど、私は読んだことがなかったわ!
面白い。そりゃあ映画にしたら最初から最後まで飽きずに山あり谷ありの話になるやろうなあと思う。

この本はルドルフが書いたということになってるんやけど、このあたりを映画に盛り込めたらもっと面白いやろうな。
いやいや、これは物語やから面白いんかな?
猫目線の日常冒険譚(色々矛盾してるな)は数多くあるやろうけど、この本ほど猫であることを忘れそうになるくらいこまやかな心理描写と、猫である醍醐味を忘れさせない猫らしさをうまいことミックスさせてるのも、ないんちゃう・・・?


そして最終的なオチが赤穂浪士やったのも「すごいな!」と、思った。昭和だ昭和。
何の前触れもなく赤穂浪士を放り込んでくるというか、この本を読む年齢の子たちが赤穂浪士を知っているであろうという前提なのが、昭和やな~、と、思った。

うちの娘は知らないんじゃないかな・・・。
いや、妖怪の時計あたりのネタで出てきたりしてたんかな。



あとはもう・・・。
大人のおたくさんにひとくちで説明するなら、あれだ。

BLだ。

でたー


イッパイアッテナはルドルフだけに優しいっていうくだりを読んだときに
「BL的すべてのフラグが立っている」
と、思った・・。

かわいいねん、ルド。ただでさえ可愛いのに、イッパイアッテナに対する素直な心酔ぶりとか、そりゃイッパイアッテナでなくてもメロメロになるやろなと思った。
二人の出会いとか、すごいよね。
イッパイアッテナに対して精一杯のがんばりを見せるルド・・・。

あ・・・。可愛いわここ・・・。
と、思った。

腐女子は、3章、20ページですでに「あーこれBLやな」と、思うで。


でもって案の定のイッパイアッテナのデレぶりがたまらん。
ルドが可愛すぎてルドラブなところをまったく隠してないイッパイアッテナと、それを冷静に見てるブッチとかね・・・。

関係性が面白すぎる。


独特のフォントもかわいかったです。メイリオ・・・じゃないよね。古いもんね。UIゴシック? わからんけど、なんやろうこれ。
いいね。

(2016.08.06)