いろいろ書きたい文章があるのに、なかなか書けない。
ちゅうのも、どうにも私は、くだんのやきもきイベがひっかかってひっかかって、前に進めないのよー・・・!
ちゅうことで、踏ん切りをつけるべく、やきもきイベに正面から向き合ってみようと思います。
(何その無駄な気合い)
ものすごいネタバレと、ものすごい記事の長さになりそうです。
一幕でのあまりの主人公ちゃんの「乙部のりえっぷり」に、かなりビビッてしまい、さらに無料分で(去年に唯一)出ていたショータの二幕を読んだら「乙部のりえも裸足で逃げ出す」主人公ちゃんのドロドロっぷりに正直「引く」を通り越してオノノイてしまい(笑)、長いこと着手できひんかったのは前述の通り。
ほんで、ようやく重い腰をあげてショータ三幕を読んでみたら、
「すっごいよかった!!」
と、相変わらずの底辺ぶりを発揮してしまったのも、前述の通りなんやけど・・・。
その後、
秋斉さん→晋作→土方さん
を、読みました。
ほんで、すんさまの二幕をチラッと読んだところで、どうにもいろいろなものがあふれそうなので、一旦おいてみた。
そもそも、秋斉さんの三幕を読んで
「これ、秋斉さんを押し倒す必要があるの?」
と、ものっすごい、思った。
しかも、ショータと秋斉さんを最初に読んだため、
君影ちゃんはこのあとすぐに大阪の商家へ養子に行く
ちゅう事情も知ってるので、ますます君影ちゃんの思い切った行動を、一概に責めにくい。
ほんでショータといい秋斉さんといい、そういう意味では君影ちゃんを気の毒と思うところもあるのが端々から感じられるし、後で
「君影ちゃんはもうすぐ置屋を去るらしい」
ちゅうことをショータ(および秋斉さん)から訊いた主人公ちゃんが
「何も知りもしないで、なんて私はひどいことを言っちゃったんだろう」
と、後悔してる風なのも、
「おお、いつもの主人公ちゃんでよかった!」
と、思えた。
でもこれ、たまたま私がこのふたりから読んだから君影ちゃんの事情も知ってたけど、他の旦那にはそこらへんは書かれてない場合もあるのねー・・・。
そうなんー・・・。
これ、大事やろう・・・。
で、置屋の主人として遊女同士の諍いに介入した、ちゅう雰囲気の秋斉さんシナリオでは
「なるほど、こういう展開もありか」
と、素直に感心した。
わりと誰も傷つかない、誰も悪くない仕上がりになっていて、それはそれでよかったと思う。
最終的には、君影ちゃんも秋斉さんも主人公ちゃんも、みんな自分を責めているのが、
「どうしてこうなっちゃったんやろうね」
ちゅうような、悲しいエンドとして、まるっと収まっていた・・・と、思ったら、なんで
「私の全部を秋斉さんに知って欲しい」!?
「私は彼を畳の上へと押しやった」!?
ヒロインやのに押し倒してはるし!!!!
ちゅうかそもそも、ここに至るまでの二幕三幕で、主人公ちゃんの全部なんて秋斉さんも読者もみんな知ってるよ!?
どーーーーーしてここで押し倒した!?
しかも、あんまり綺麗じゃないとか、いわんでええし!!! なに、その生々しすぎるセリフ!?
え?! 私は生々しいものは好きですけれども、こういう方面の生々しさは、いらんわ!!! (乙女だもん)
終わりもものっすごい微妙で、読了感が
「アレェ~・・・?」
って感じ。
(昭和生まれの私が10代のころに読んでいたような)少女まんがを読み始めてたつもりが、いつの間にか昔のレディースコミックになっていた、みたいな、途中で何かがすりかわったような違和感・・・。
ほんで、途中までがよかっただけに、この押し倒す以降がものっすごい、余計。
「あー、なるほど。『蛇足』ってこういうことか」
と、しみじみ思ったわ。
悪くない。
正直、押し倒した以降も、それはそれで、悪くない。
終わりまでもう止められへんとか、加減をする気もないとか、いきなりの標準語秋斉さんにそりゃあキュンキュンするよ・・・?
秋斉さんに名前を呼び捨てにされたらそれだけでどうにかなってしまいそうなので(重症すぎる)、秋斉さんも覚悟を決めてからの数行が、彼がいうとおり全然余裕がなくて、結構ドキドキした。
・・・でも、なーーーんか、違和感があるのよねえ・・・。
この「蛇足」と、いいたくなるような押し倒しシーンが、どうしようもないくらい生々しいピンク表現なら、
「こんなん、いらんしっ!」
と、いえるのに、それがそうでもない。
また、押し倒しシーンに至るまでの二幕三幕(途中)までが
「うわー・・・。主人公ちゃん、どうしようもないな・・・」
とか
「秋斉さん・・・。ええんか、そんなんで・・・」
とか、いうような別人疑惑なんかがあるのなら、それはそれで
「はい。このイベント、なし!」
と、思えるのに、やっぱりそれもそうではないのよ。
なんなの、このもやっと感・・・。
とりあえず、もやっとしたときは晋作に限る。
晋作やったらきっと、展開にも事情にもオチにももやっと感を残さず、彼のやりたいように、ピンクシーンはよりピンクに、ドロドロの愛憎劇はじねんじょ並みにドロドロに、仕上げてきてくれるに違いない!
ってことで、晋作二幕三幕を、読ませていただいたのねー。
まー、ほしたら、見事にひどい。
内容じゃなくて、女性絡みになると言動がひどすぎる男、晋作。
でもまあ、ひつこいようやけど似たような状況が本編であったような気もするし、また晋作の主人公ちゃんはこのくらいのことでへこたれるような箱入り娘でもないので、
「お手並み拝見だー!」
くらいのいきおいで読み進めました。
ほんで、
「晋作ひどいなー!」
と、いいつつ、普段真面目な主人公ちゃんが嫉妬にかられて情熱的になる姿にそそられるっていうのは、ゴメン、すっごいわかるかも晋作・・・! とか、思ってしまいました。@ショータ
だって、情熱的なショータ、すっごいよかったんだもん・・・!
あんなショータが見れるなら、もっと妬かせてみたいとか、思っちゃうよね・・・!?
ああーん、まさか、晋作と話が合うとは・・・!
閑話休題、ただ、こんだけ続けさまに読んで、ここでどうにも
「なんだかなー!」
と、足踏みしてしまった。ほんで、そこから悶々としてるわけよ・・・。
ショータが、よかった。
たぶんやきもきイベのショータはええと思うなー。
でも、ショータシナリオがよかったと思える理由って、
君影ちゃんとショータに嫉妬した主人公ちゃんが、ショータを押し倒さなかった
からやと、思うねん・・・。
そう思うと、
なぜ、嫉妬したからって旦那を押し倒すのだ!?
ってなってきてさー・・・。
んもう、根本からついていけてへん(笑)。
これが仮に、旦那が君影ちゃんのことを好きだというてるんやったら(ゲーム終了やけれども)、そんな旦那を引き止めるために自分の身体を使うわ! ってなるほうが、まだ理解できる・・・。
一幕から二幕でも三幕でも、旦那は全然君影ちゃんのことをどうこういうてへんねんね。
しかもわりと、ちゃんと君影ちゃんを傷つけないように、大人なお断りもしてる(ショータ以外は)。
さーここであの主人公ちゃんデスヨ!
一幕で散々君影ちゃんを下に見て、
「自分より劣ってるという位置づけにしてる友だち」に対して、「優しくしてる自分」に、酔っちゃってる、あの主人公ちゃんデスヨ!!
あの性悪な(笑)主人公ちゃんなら、仮に君影ちゃんが自分の意中の旦那のことを
「好きだ」
と
「主人公ちゃんよりも私を選んで」
と、いうたとしても、
「ふふん、私の旦那はアンタみたいな子を選ぶハズないでしょう!?」
と、やっぱり上から目線で、
「君影ちゃん・・・。それは、無理だよ・・・」
くらい、主人公ちゃんが言い切ってしまいそうやん!
ほんで、
「さあ、旦那様たち。そんな君影ちゃんなんか放って、私と揚屋へ戻りましょう」
くらいの余裕は見せても、十分納得できるで!
・・・せやのに、いきなりのブチ切れやろう・・・(@ショータ、@晋作)。
でもって、旦那の全てが欲しい、旦那に自分の全てをあげたい、やろう。
どうしよう、意味わからん・・・・・。
旦那にしたら、普通におったら主人公ちゃんの友だちが来て、
「好きです」
と、告白され、どうお断りしようかなーと思ってるところへ血相変えた主人公ちゃんがやってきた、くらいの展開やろ。
ほんでちゃんと君影ちゃんを帰したあと、主人公ちゃんのところへいってみたら
「あなたの全部が欲しい」
ってなってるわけやんー・・・。
もう、持ってるよ、主人公ちゃん・・・・・。
「なりふりかまわない主人公ちゃん」
が、メインなんやとしても、だからってそこで押し倒すという展開が、男性的やなー、と、思った。
女性は絶対そういう展開にはならんよ。
なったとしても、上記の通り、旦那がよそへ行きそうなのを繋ぎとめるために身体を使う、っていう方向くらいであって、旦那の気持ちがちゃんとこっちへ向いているか確かめたいから押し倒すっていう行動は・・・。
あんまり、共感できないんじゃないのかなあ・・・?
そこなのねー・・・。
嫉妬する気持ちを全否定はしない。
相手を思うあまり気持ちがすれ違って、嫉妬に繋がる気持ちもあるので、嫉妬から旦那を押し倒すという展開がすべて悪いとは思わない。
でも、嫉妬した挙句、旦那が自分のことを好きかどうか確かめたいからって押し倒すっていう展開にはあんまし、ついていけない。
ほんで、嫉妬に至るまでの過程とか、押し倒してからのあれやこれやが散々なものなら
「なにから何まですごかったな」
と、ネタで思えるイベントになってるのに、いかんせんどちらも単独ではかなり丁寧やと私は思う。
少なくとも、文章は好みだ。
それだけに、非常に勿体ない。
ひっじょうに、もったいない!
ここで一線を越えてしまうんやったら、君影ちゃんという存在もいらなかった。
どうしても
嫉妬→主人公ちゃんが取り乱す→主人公ちゃんから押し倒す
ちゅう筋を残すのなら、旦那が他の遊女ちゃんたちから親しげにお菓子を貰っていたと又聞きするとか、その現場を見ちゃうとか、そんな程度でもよかったんじゃない・・・?
逆に、どうしても君影ちゃんを使いたかったのなら、それはそれで理解できる。
ひつこいようやけど、君影ちゃんは旦那に
「好きだ」
と、伝えただけであって、彼女が寝取ったとか、旦那が浮気したとか、そんなことは1ミリだってないねん。
ちゅうことは、たとえば女子なら誰だって経験のあるような、どこかへ離席するときすら誰かへ断っていかねばならんような集団生活の途中で、きっと、その集団では「仲間うちの好きな子を好きになってはならない」っていう暗黙のルールがあったでしょう。
もちろん、誰かの「恋人」を横恋慕するといろいろ大変やろうけれども、もっと幼い女子の難しいところは
友だちの「好きな人」
で、すら、恋愛対象にいれたらあかんわけよ。
すっごいよねー、これ。
言うたもん勝ちかみたいな世界(笑)? 女子ならでは?
もちろん私も数十年前はそういうルールの中で生活していたので、今回主人公ちゃんが君影ちゃんに対して嫉妬してしまうのは、じつはわからなくもない。
自分が好きだというてる人を、友だちが好きだというだけで許せないという潔癖さ(と、でもいうたらええんか)?
恋愛相手以上に、その相手に恋愛している自分に酔ってる幼さ(と、でもいうたらええんか)?
は、わからいでもない。
ほしたら、主人公ちゃんが一幕から妙に君影ちゃんに対して「上から目線」やったのも、そのせいでその君影ちゃんが自分の好きな人を同じように好きになってることが許せないのも、わからいでもない・・・。
(そんな漫画も小説もまったく読みたいとは思わんが・・・笑)
だったらその憤りも、君影ちゃんだけに向けられるもんやと思うのね。
いっそ作ったお菓子を投げつけるくらい、君影ちゃんに裏切られた! と、思うほうが、理解できる。
でも、それはそうでもないねんねー・・・。
まあ実際そんなことしたら、主人公ちゃんがほんまに性悪になってしまうので(笑)、やりようもなかったんやろうけど、でもそこまで主人公ちゃんをドロドロにしないのであれば、ますます、君影ちゃんという存在はいらなかったような、気がするなー・・・。
そもそもすんさま本編の夕霧太夫だって、
「いらんやろこのくだり」
と、思っちゃうので(枡屋さんの遊び人要素を強調するための展開なんやろうけど・・・)、やっぱり、第三者をからめて嫉妬から誰かを押し倒すっていう展開は、飲み込みにくいんやろうなあ・・・。
・・うん、もう、なにを書いてるのかさっぱりわからんけども、ここまで私を悩ませたイベントもきっとこれが初めてかも。
今までも、もえ転がるイベントも、ネタすぎてわらけちゃうイベントも、いろいろあったけれども、やきもきイベだけはどうにもこうにも、消化しにくい。
それは決して、イベントがもひとつやったからではなく、旦那が別人やったからでもなく、本編を全否定しているからだけでもなく、どれもが
「悪くない」
だけに、ものすごいどろーっとしたものだけが残っちゃったっちゅうか・・・。
せめて、旦那と一線を越えるっていう展開だけが納得できなかったらよかったのに!
土方さんもよかった。
主人公ちゃんが用意したお菓子について、ここまであれこれ感想をいうてくれるのは土方さんならでは! と、思うし、こういう無防備な一面を見せてもらえることこそ、
「イベントならでは~!!」
と、思える。
また、ひしゃげたお菓子を(主人公ちゃんから土方さんへ)渡させる過程も、土方さんの手だれた感じがでていてすっごい素敵やったし、
「やり方を教え込むような深いキス」
とか、もうそれだけでポーーーーーーッ!!! と、頭が爆発してしまいそうな、センテンスやったよ。
ど、どんなチューなんよ、土方さんっ!?
みたいな。
ほんでその直前の、主人公ちゃんからのチューが(地文にも書かれてるけど)拙いんやなあ、と、思うと、余計に主人公ちゃんの慣れてなさが可愛いと思うし・・・。
なんかし、あーーー、難しい!!
このイベは、すっごい、難しかった!!
まだ、あとおっきーとけいきさんとりょーまんを読めていないけれども、けいきさんは読めるんかな? 結局、出てへんのかな?
これは私にはちょっと受け止めきれないイベントやったなあ。
ただ、ほんまに、ショータはよかった。
ひつこいようやけどなんでよかったかっちゅうたら、
1)主人公ちゃんが嫉妬にかられてショータを押し倒したりしない
2)結局、その夜はなにもなかった
からやと思います。
土方さんも、私はこの夜にはいたしてへんなと思ったなー。
なぜなら、着衣のままだったから(笑)!
土方さんいわく、土方さんの着物を一晩中主人公ちゃんは離さなかったそうなので(笑)!
イヤイヤイヤイヤ、着衣のままプレイって展開もあるんかもしれへんけど、土方さんはどうやろうー。
脱ぐやろう。
あの人は、キッチリ脱いで脱がせてやる人よね!?
脱がせる過程もめっちゃ楽しんで、たっぷり30分はかけると思うで!?
(この人何いうてはんの!!)
もう下品ついでに、
秋斉さんも、かなりギリギリまでコトには至ってるけど、インはしてへんと思います。
晋作は何度やったかわかりません!!
・・・ま、だから、やきもきイベでいたしたのかいたしてへんのかは、もうこの際どうでもええねんけどねー・・・。アンタそんだけいうといて!
とにかく、
主人公ちゃんから旦那を押し倒す
ちゅう展開からついていけないのに、その動機が
君影ちゃんが旦那のことを好きだというた
程度のもんやったので、うん、そこよね。もやっとするのは!
結果、旦那が上げ膳を食おうが食わまいか、私はどっちでもいいかな。それはもう、それぞれで・・・(笑)。
ただもう、そんなことをしちゃう主人公ちゃんに、もやっとする。
それは彼女が「別人疑惑」やったり、「浅はかすぎませんか・・・」と、せせら笑いたくなるからではなく、今回の彼女の一連の言動が、
多かれ少なかれ、そういう馬鹿げた行動をとった記憶が自分にある
から、いやなんやろうね、きっと。
もちろん嫉妬から誰かを押し倒して云々ではなく、誰かを妬む気持ちとか、それがどうしようもなく止められなくなるところとか、ほんでそれを埋めるためだけに、誰かから何かを奪いたくなる気持ちだとか。
自分は劣っていないのだと自分が確認したいためだけに、無理やり誰かに、自分のことを求めさせようとするところだとか。
べつにこんなところで、自分の中で自分に蓋をしたいような、どろどろの部分を描写してくれなくて、いいよ。
主人公ちゃんは自分と違って、いつもにこにこ可愛らしく一生懸命な女の子であって、ほしいよ。
たぶん、艶がのキャラの中では、なんだかんだいうても主人公ちゃんが一番好きやもん。
そうでないと、ここまでこのゲームを愛せないでしょう。
一線越えたーーー!! もえーーー!!!
と、素直にならせてくれないこの複雑さ。
越えようと思ったら、ここまで重いものを飲み込まんとあかんわけですな・・・(笑)!
好みかそうでないかというと返答に困ってしまうこのやきもきイベ。
だけど、めちゃくちゃ考えさせられるというか、さらりと
「よかったー! もえたー! かっこいいー!」
で、終わることもできないものがあった。
とにかく、文章が好み。細部もちゃんと凝ってるとも思う。
それだけのインパクトがあったんやから、作品としては、すごいものやったんやろうなあ。
(あくまで、私にとっては)
(2014-03-03 18:05:14)