竜が池伝説
この池、実は昔からに言い伝えがある池で、日本昔話にも登場したことのあるのです。
昔むかし、ここら一帯はこの池がよく氾濫し、水害がとても多かったそうです。
氾濫するたびに田んぼ、畑をはじめ、住居まで脅かしていたそうです。
水害は神のたたりと信じていた村人たちは神に捧げる行為、いわゆる生贄(いけにえ)を用意しました。
生贄とは人柱になって池の淵(堤防)に埋める、生き埋めです。
この村には身寄りの無い女性、お竜さんがいました。
身寄りが無いというだけで、人柱となって埋められたのです。
その後、この池が氾濫することは無くなったそうです。
お竜さんは、なんとかさん(名前忘れた)という大庄屋の旦那さまのお弁当をいつも背中に担いでいたので、この池には背中にお弁当を担いだような(背中にコブのある)コイ(フナ?)が泳いでいたそうです。
池のすぐ横にはお竜さんの碑がたっています。
碑には地元の方がお供えされたのか花が供えてありました。
日本昔話にも登場した『竜が池伝説』。
東名阪のすぐ横、交通量の多い国道306号線から数メートルのこの場所なのにここの場所だけはなんとなく神秘的な感じ、なにか引き寄せられる感じがありました。
池の淵を掘り返したら人柱となってこの地域を守ったお竜さんが本当に出てくるかも知れません。
竜が池に行ったこの日、偶然にも釣りをしに来ていた人がいました。
背中にコブのあるコイ(フナ?)を釣ったことがあるのか又は見たことがあるのか聞こうと思い、竜が池では何の魚が釣れるのか?と聞くと・・・
『え?ブラックバスです。数が少ないみたいであんまり釣れませんけどね、ははは。あ、あっちの方の池の方がですね、もっとブラックバスを釣るなら・・・』
お竜さん、もうすでにブラックバスに食われちゃってるみたいですね・・・。合掌。

