働きマン | (改題)PD/PTSD/心臓病自称ビジネスアーティストがなんとか生きていくブログ

働きマン


って漫画がある。

今、第二巻が発売中。

安野もよこさんの作品だ。
エヴァンゲリオンの監督の奥さんだ。

なんというか、この人の書く漫画は
どこかリアルで

なんか、でも、楽しめる。

絶妙?

旦那のアンノ監督も、絶賛していたが

確かに何を読んでもスゴイ。

働きマンは、編集者が主人公ってのもあるけど
実に良く描かれている。

働くことってなんなのか?

そんなテーマを考えさせられる。


特に、地獄のような編集者生活。

世のベンチャー社長さん達も大変でしょうけど
そんなの比じゃない。

ベンチャー社長さんは、8時間寝れる人も居れば
会食できる人も居る。

たとえば、1週間、まったくデスクの前から
トイレ行く以外動けないとしたら??

1ヶ月まったく家に帰れず、風呂に入れなかったら?

普通にあります。

僕の連続起きて仕事してた記録は、81時間です。

起きてたら能率下がる?

そういう問題じゃない。

寝たら、原稿落ちるんす。
そんだけの、不可能な物理量をこなすのが
編集者なんす。

逃げる、飛ぶライターも居るしね。

原稿書かずに飛んだら

もう編集者は・・・

で、そうなると

制作は・・・もっと地獄です。

最後の最後受け持ってますから。


ゲーム開発企業も似たようなもんだって聴いたことあるけど


まさに、嘘でもなんでもなく

ある日突然、机そのままで、さっきまで居たまんまで
失踪する編集社が何人も居た。

10人取ったら1人残ればいいって感じ。

好きじゃなきゃ、やってられない世界。

そこまでして、会社やってる社長さんも
創業期には、たくさん居るってのも知ってる。

どの社員よりも起きて
帰らず
寝ずに

立ち上げる。

だからこそ、年収2億とか
資産500億とかあっていいと思うけど

同じくらいやってる編集者は

せいぜい年収数千万が上限だろう。

でも、やっちゃうんだよね。




好きだから。