前例を創る | (改題)PD/PTSD/心臓病自称ビジネスアーティストがなんとか生きていくブログ

前例を創る


起業でも、ベンチャーでも、なんでもいい。

”前例を創る”

ってことは、非常に大変だ。
藤田くんも、ネットでの広告、広告代理店として
前例を創ってきたと思うし

堀江君は、ニッポン放送株買収という前例を創ったし

野尻君も、一戸建てレストランで、ウエディング!
って前例を創っている。

まぁ、チーマーが出たのは、彼が書いている本の通りではなく
彼が知る5年前から、初代は居たわけですが。渋谷には。
なんせ、渋谷が田舎なもんで(笑)
遊び場だったんで、よく知ってる訳です。
彼が書いてる時期の5年前から、アールズとか居ましたよ。
アメカジでね。
それも、「アウトサイダー」って映画に憧れてね。
まぁ、そのころ彼は、小学生だから知らなくてもしょうがない。

で、話題を戻すが、
主に僕は、企業やシステムの改革がメインの仕事だ。
頭脳だけでね。

それには、前例を創っていくしかない。

ソフマップで、日本で初めてのパソコン通販雑誌というか
通販雑誌ですな。「雑誌」。
そう、知ってましたか?
雑誌というのは、「雑誌コードが発行されて初めて雑誌」なんですよ。
通販雑誌と言われているものは、ニューコードとか、そういう雑誌コードじゃない
コードで取り扱われていたのでした。

が、僕は雑誌にこだわった。

トウ・ニッパンに日々通い、偉そうなタバコの煙を吹きかけてくる係長相手に
日々口説いた。説得した。

通うこと3ヶ月。

許可もらいましたよ。「前例ないからね~」が口癖のトウハン様から(苦笑)。
で、晴れて雑誌コード取得して、月刊ソフマップワールドハイパーは誕生したわけです。
こないだの3月号かな? で、ソフマップデジタルバイヤーズと名前を変えて
廃刊しましたが、10年も続いてくれてうれしかったな。
当時、パソコンなんか、通販、しかも雑誌なんかで買うかよ!
って時代でしたよ。

ソフマップの役員連中説得して、3年見てくれってやりましたよ。
見事、成功しましたけどね。少なくとも僕が居た間は。

今も、競艇場の改革とかいうのをやっていたけれど
公務員を変えて、前例を創るって作業は、
今までやった仕事の中で、不可能に近いくらい大変です。
役所、公務員の生き方を変えて、前例創るのは
奇跡以上のことかもしれないって最近思います。
日本経済が発展しない、一番の理由だと痛感してます。

ネットテレビ局を立ち上げた時も
前例がないだー
なんだーかんだー言われましたよ。
ISDN回線の時代ですね。
で、今は? ネットTV当たり前っすね。

常に、前例の無いことだけを考え、実行してきた僕からすれば
既存の仕事での苦痛や苦労、耐え難いことなんて
屁でも無いわけで
前例を創って、それをデファクトスタンダードにするほうが
よっぽど大変な訳です。

しかし、女性が子供を出産するよりは、楽だと思ってます。
女性を尊敬してますから。僕は。

野尻君も、明大ラグビー部で、耐え難きを耐えた人みたいなんで
前例をどんどん創っていけたんだなーと思ってます。
明大中野。僕の、実家から10分のとこにあった学校です。
JR総武線の線路沿いにある学校ですよ。
あそこは、なかなか内部はひどかったのは知ってます(苦笑)。

さて、起業を考えている皆さん、

ベンチャーやるなら
開拓するなら

前例を創ってくださいね。

その苦労を途中で投げ出さないでくださいね。

前例を創るって作業は、味方も居ないし
失敗したら、200%笑われる、揶揄される、誹謗中傷される
成功して、当たり前。

そんな世界です。

が、達成感は、半端じゃないっすね。
マラソンを42.195キロ走ってましたけど
それより快感ですね。

心臓発作で、死にかけて、病院を生きて出られた時より
快感ですね。

発作に何日も苦しめられて
死のうと思って、日々を暮らし
発作が治まったときよりも、快感です。

だから、起業を考えてる人は、

必ず、前例を考えてからしてください。

前例になってください。

人がやったことなんて、しなくていいです。