地上波デジタル | (改題)PD/PTSD/心臓病自称ビジネスアーティストがなんとか生きていくブログ

地上波デジタル


地上波デジタル放送。

双方向が目玉みたいなこと言われているが
意味はない。

画質が良くなって、音質が良くなるだけで良い。
実は双方向なんて、テレビ側は、なんとも思ってない。

本気で思ってたら、
ネット使えばいいだけだ。
コストも安いし、インフラ整備も安い安い。

あえて、そうするのは、お題目。
利権が思い切り絡んでる。

で、地方ローカル局は、大打撃。
システム入れ替えるのに、いくらかかると思ってるんだ?
カメラから、なにから。全部だ。

双方向双方向って
せいぜい、BSデジタルだって、紅白歌合戦で
投票するときくらいしか、双方向なんてつかわんだろう。

というか、ホントにテレビが双方向になったら
今いるプロデューサーや役職さんは、
90%辞めるしかないだろ。

ホントにリアルタイムに視聴者に反応なんかされたら
やっていけない。
番組が創れないのが、実情だ。

その点、ラジオは、昔からリクエストとか電話で
リアルタイムに双方向性を実現していたから
ネット使ってってのは楽だろう。
実際、チャットを使ったり
メールでリクエスト受け付けたりって
当たり前のようになってるし。

テレビはそうは、いかない。

決まった演出、尺、進行等々

番組自体、変わっちゃう可能性がある。

討論番組なんか、リアルタイムに参加されたら
誰がまとめるんだ?

もう、やめてくれ! ってのが制作側の本音だろう。

が、面白い! ってディレクターもたくさんいるだろう。
そいつらに、任せてくれるなら(局の老害どもが)
面白い番組は創れるかもしれないが

現状の体制じゃ、
無理。

なに言われるかわからん。生だったら特に。

画面にコメント自動で出すシステムなんて
人間フィルタで、選ばないと
「氏ね!」とか、書かれたら終わる。
放送禁止用語もNG。
面倒くさいこと、この上ないのだ。

だから、双方向なんて謳わなきゃいいのだ。

ただ、ハイビジョン映像とデジタル音声でいけます!
って言えばいいのだ。

双方向なんて、今のアナログ地上波だって
ネット使えばできちゃうんだから。

よって、現状のテレビ局上層部がいるかぎり
真の双方向テレビなんてあり得ない。

ネットとテレビの融合なんてのもあり得ない。

あり得るなら、もう積極的にどこの局も使ってるでしょう?

使えるのに使ってないのは、
そういうことです。

よく皆さん考えてみてください。