北沢の北澤八幡神社 で落語を見る。談四楼さんの独演会。談四楼さんは落語家でありながら、文筆家でもある多才な才能をもつ方です。立川 談四楼「日本語通り 」などおすすめです。そんなわけで、出版社のお客様も多かった。

本日のプログラムは、以下の通り。


前座:康四楼

開口一番:千弗

落語:キウイ

落語:談四楼「巌柳島

~仲入り~

ゲスト:川柳川柳

落語:談四楼「黄金餅


午後6時半開演で、ちょこっと遅刻したので、開口一番の途中から見ました。千弗さん、キウイさんともに、談四楼さんの弟子です。千弗さん古典落語だったと思います。なかなか面白い話だったのですが、何度かつっかえたのがいまひとつ。やっぱり落語はあらゆる意味での「間」が大切ですから。談四楼さんの落語はやっぱりすごいの一言に尽きます。「巌柳島」の噺を聞きながら、まるで目の前で隅田川を往復する船の様子を見ているかのように、私もその物語の登場人物のように、しっかりのめりこむことができました。噺のオチも素敵でしたし、たくさん笑わせてもらいました。


しかし、一番笑ったのは、川柳川柳。かわやなぎせんりゅう、と読みます。75歳くらい?のおじいさんなのに、ジャズを踊るわ、美声で歌を10曲くらい歌うわ、話しは面白いわ。とってもかっこよかったんです!惚れた!流石!流石!この方はいままで見た寄席の中で一番私の心に響いたし、笑わせてくれました。彼の追っかけになりそうです。そういえば、先日、本を出されたらしいですよ!(ほんとかな・・・?ネタかな?)


最後に、落語家さんと30分ほど、一緒に菓子を食べながら、ビールを飲みながら談笑。畳の上で座布団を広げて、皆で笑ったり、喋ったり、笑ったり、喋ったり。夜10時までフルフルに、とても素敵な時間を過ごすことができました。


このイベントは同じロケーションにて定期的に、隔月に行われているそうです。次回は終戦記念日の8月15日。 ゲストは変わりますが、土着的な雰囲気込み込みでかなりおすすめです。


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