原題は「My Life Without Me」で、直訳すると「私のいない人生」みたいな感じなんだけど、これを「死ぬまでにしたい10のこと」という邦題にしたのがとても良かったのでは。このタイトル、非常にインパクトがある。「死ぬまでにしたい10のこと」を列挙することは、もちろんその内容も興味深いが、何よりも人生の意味を考える行為であり、それは人間の普遍的な永遠の命題なわけで。ふと「人生って何だろう?」と立ち止まるとき、この映画をご覧になってみてはいかがでしょう?

余命2ヵ月と宣告された23歳のアンが自分が死ぬことは誰にも告げずに、わが子へのメッセージをテープに残したり、おぼれるような恋愛をしたり、死ぬまでにしたい10個のことをひとつひとつ実行していくという感動ストーリー。

もし自分がまもなく死ぬと宣告されたとしたらどうするだろう?おそらく私はアンのように誰にもそのことを言わないなんてできないだろうし、彼女のように淡々と日常を送ることはできないだろう。とてもアンは強い人だ。残念ながらどーしても共感できない部分もあるんだけど、全体的にはとてもいい雰囲気の作品で、たくさんの愛に満ちた、人生へのオマージュと言えそう。

映画公開時、同名エッセイ集が出版された。この映画にインスパイアされた10名の女性著名人が、残された時間の中で何をしたいと思うのかを記したもの。女性著名人とは、齋藤薫(美容ジャーナリスト)、角田光代(作家)、MAYA MAXX(画家)、横森理香(作家)、倉田真由美(漫画家)、八塩圭子(アナウンサー)、酒井順子(エッセイスト)、しまおまほ(漫画家)、谷村志穂(作家)、室井佑月(作家)。

角田光代が好きなんでこの本も読んでみた。「この世界は生きる価値が充分にあると、読んだ人だれでもが思えるような小説を書く」とあって、もしかすると理想にすぎないかもしれないけど、そんな小説をぜひ読んでみたいと思った。ほかに、「好きな人にだけ「私、死ぬの」と伝える」「「ありがとう」と「ごめんなさい」だけの手紙を書く」(齋藤薫)、「不動心を手に入れたい」(MAYA MAXX)、「孫の顔が見たい(笑)」(横森理香)など。それぞれとても真剣な「やりたいこと」が詰まっている。興味がある方はぜひこちらもおすすめ。

私が考える「死ぬまでにしたい10のこと」を頑張って書いてみようと思う。
1. 親とか姉とか友達にたくさんありがとうと言う
2. 実家に帰る
3. (無責任かも知れないけど)子どもを産む
4. 日記とか要らないものを捨てて身辺整理をする
5. 仕事を辞める
う~む。真剣に10個列挙しようと思ったけど、そんなにはすぐには思いつかぬ…。これからじっくり考えてみようと思います。

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著者: 斎藤 薫, しまお まほ, 酒井 順子, 角田 光代, 八塩 圭子, 室井 佑月, 倉田 真由美, 谷村 志穂, 横森 理香, MAYA MAXX
タイトル: 死ぬまでにしたい10のこと