こんばんは、柚月ひろむです。
今回は時代小説を読み
とても面白かったのでご紹介します。
砂原 浩太朗「黛家の兄弟 」講談社
【あらすじ】(版元ドットコムより)
道は違えど、思いはひとつ。 政争の嵐の中、三兄弟の絆が試される。
神山藩で代々筆頭家老の黛家。三男の新三郎は、兄たちとは付かず離れず、道場仲間の圭蔵と穏やかな青春の日々を過ごしている。しかし人生の転機を迎え、大目付を務める黒沢家に婿入りし、政務を学び始めていた。そんな中、黛家の未来を揺るがす大事件が起こる。その理不尽な顛末に、三兄弟は翻弄されていく。
この黛家三兄弟、みな(私の脳内では)爽やかな男前。各々想いはあるものの、絆の強さに読んでいて胸を締め付けられます。
物語序盤に訪れる切ない別れ。
そこから生じる黛家兄弟の変化に
ハラハラしながらページをめくる手が止まりませんでした。
後半にはまさかの裏切り!
そして、場面をひっくり返す企てに、どうなるのだ?!と一気読みしました。
時代小説を久々に読んだのですが、この痛快さは心地よかったです。
面白かった!
機会があればぜひぜひ(* ´ ▽ ` *)
ひろむ