※良い子も悪い子も決して真似をしてはいけません。
小説家の中山七里先生の一日に密着する動画。
いや普通「密着もの」って取材クルーが人物を追ってオフィスやら街やら車内やらを継続して撮影しつづける気がするのですが、先生のは定点カメラ一個で完結。
睡眠(仮眠)を3時間。
食事をせずレッドブルでエネルギー補給。
シャワーと着替えのためにちょっと離席するだけで、あとはずーーーっと執筆。
本読んだり映画観たりのインプットはあれど、それも全部自室で完結。ほんとに定点カメラだけで一日を追跡できてしまう狂気。
いや……先生、休んで。休んで。
この動画、内容を吟味すると実は若干ダウトなところがありまして、「作品のヒントを新聞記事から得た」という中山先生のお話があるんですよね。
でも密着時間中、新聞を読む姿はなし。
きっと別日にまとめてかで新聞を読む習慣を用意されているのではないかな、と想像する。
だからまあ、「こんな風に執筆でカンヅメする日もあります」という動画ですね。
世間の小説家志望の諸氏、くれぐれもこの動画を見て文字通りのマネをしようとはゆめゆめ思われぬよう。(あくまで「よし、もう少し頑張ろう」とカンフル剤用途にとどめようね!)
(志田佑)
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