《感想》熱帯 森見登美彦 | HYGGE 創作活動·読書感想

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熱帯熱帯
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いらっしゃいませ、木庭です。


平成最後の直木賞・芥川賞ノミネートが発表されました。
芥川賞はちょっと置いといて。
直木賞ノミネート作を見て興奮している木庭でございます。

森見登美彦先生の「熱帯」が!
深緑野分先生の「ベルリンは晴れているか」が!!

どっちも良かったよねーーーーー!!!




好きな作品がノミネートってやっぱり嬉しいですね。どっちも取ってほしい......!




特に、森見登美彦先生の作品には一入の思いがあるのです。
いや、マジ好きってだけなんですけど。

「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」で脳天撃ち抜かれたのは高校の時分。あれから新刊が出る度心躍らせてきたわけで。

最新作にしてノミネート作の「熱帯」は、
ほんのりミステリアスが好きな木庭にとって一押しモリミーである「きつねのはなし」ともリンクする作品。
森見先生の十八番・マジックリアリズムはもちろん、物語の物語というジャングルに放り込まれて大冒険出来ちゃう、なんと説明していいのか、取り敢えず読んでよ、としか言いようのない冒険の悦びに満ちた一作です。

なんかわからないところにたどり着いたところで、渡してもらった方位磁石がグルグル回り続けてるのも楽しいよね、って。




なんのことか分からん、というあなた。
「熱帯」をお読みいただいて、そのあと今一度お話しいたしましょう。



深緑先生の「ベルリンは晴れているか」はこちら!


こちらの感想はまた今度。
来月16日までには...




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