60歳で退職して約5か月。
その間、本当に色々な事がありました…。


今日夫は某大学病院で左肺を摘出。
そう、肺癌でした。

夫はこれまで病気知らずで、今回12日に入院する直前まで、いつもの様にリュック担いで六甲山に山歩きに出掛けていました。

自覚症状も全くなしでの癌宣告…。

正直言って、夫も私もかなりキツかったです。

でもお互い支え合って、何もかも受け入れ、その日1日1日を楽しむ事に決めましたほっこり

癌が難しい部位にある事と、検査では分からない小さな癌が肺中に広がっていたら何もせずにそのまま縫合する、と言われていました。
その場合はステージ4だと…。

実は病理検査もしていません。
病理検査の結果が出る2週間も惜しいくらい、早く手術をしないといけなかったそうです。

腫瘍マーカーが短期間に100→200→300と上昇していったのとPET検査の結果での見切り発車です。

夫の体調は本当にいつもと変わりなく、冗談で、

「病理検査してないから、執った物が癌じゃなくて良性の腫瘍かなんかだったらシャレにならんなうーん

とか言って2人で笑いました。



手術後の先生のお話では、手術は驚くほどうまくいったそうです。

取り敢えず、「手の施しようがなかった」と言われなくて良かった…

無事に第一関門突破キラキラキラキラキラキラ

問題がなければ1〜2週間で退院して、その後は抗がん剤治療です。

人間ってすごいね。
肺取ってもそんなもんで退院出来るのね目

場所が悪かったので、今度は転移との戦いです。
2人で心をひとつにして、癌をボコボコにしてやりますチョキにやり




私は何かを決める時、割と直感で動くのですが、今回も我ながら大したものだと思いました。
医療事務は天職だと思っていたし、人間関係も良く70代まで働ける職場だったのにあっさり辞めようと思ったのは、こういう事が待ち受けていたからなんだなあ。

退職していたおかげで、夫の癌と全力で戦えますパー

いや、戦うと言うか、癌と共存したり、なだめたりすかしたり…。
うまく手懐けていこうと思いますほっこり




夫も治療でリタイア後のパートを退職。
最近は2人で楽しい老後生活を送っていますほっこり

コタツで映画を観ている夫の横で、若い頃好きだった洋裁を…音譜

と言うのも、断捨離中に和服の点検をしたら、しつけ糸がついたままの新品着物にカビ…。
ショックで倒れそうになりましたガックリ



一段ずつ恐々のぞいてみたら、浴衣がまじヤバかったショック


でも洗って大丈夫そうな部分で、適当にマルチカバーとエコバッグを作りました。






夫の浴衣は、私の夏の部屋着に…↓

大雑把だから、適当にジョキジョキ切って縫うウシシ






カビてないけど、これからも絶対着なさそうな紬もほどいて洗ってみました↓







派手な柄の羽織もほどきました↓

シルクだし、何を縫おうかな?



さすがに喪服、付け下げ、色無地は取っておくけど、これからまだ道行、紬、ウールアンサンブルなんかをほどいていこうと思います。

一度も着られずに箪笥の中でカビていくより良いだろうひらめき電球

あまり出歩けなくなるかもしれない夫の側で、のんびり布遊びドキドキ

ずっと忙しなく生きて来たから、ある意味ご褒美なのかもしれませんほっこり



何か変わった事がしたくて、2月からこんな事して遊んでます。
まるっきり独学だから、今の所サッパリ分かりませんウシシ





英語はcambly と多読ぐらいかな。






毎日楽しく暮らしていますが、今日は夫の手術が無事に終わって最高にシアワセです飛び出すハート



PS. 皆さんも和服の点検してみてね。

結構ホラーよ叫び