みなさん

 

 

こんにちは。オラ1008のASAPJAPです。(*'▽')

たまに、大学などでキャリア教育の一環で話をすることがあります。

20代の学生さんや新卒の方々、20代の方などにお話しすることがあります。

 

時代のせいなのか?

 

わたしの世代は正社員が少ないです。

統計的に見ても。また、採用していない時代の人材なので、多くは非正規へと流れたというのが定説です。

 

先日、こんな立ち話をしました。

自分は大丈夫だったけど、ほんのすこし、踏み外しただけで、まともな生計を立てられる人生を歩めない人が多いということ。

その方は、社労士さんなのですが。

自分は、、、でも、とふとあたりを見回せば、同世代が苦しんでいるから、無料で労働相談に乗っているようなのです。

 

その中で、「ほんの少し」というところ。ここがキーポイント。

 

ほんとうに、ほんの少しですよね。私の友人などはみんな大丈夫だったのですが、少し離れたところでは、そうではなかったりします。('ω')

 

大きな失敗ではなく、ほんのささいなこと。それは人により様々だとは思います。

 

そうすると、まともな人材が、ある世代では企業にはいないので、人材の空洞化が起きる。

外部から引っ張ってくるのは、TOPの役員クラスだけで、社員クラスを雇用しない。

 

という1社目の時代に、何度も、組合の役員という立場から、人材の空洞化について議論してきました。せっかく入社した若手も、なぜ転職していくのか?

待遇面含め、いろいろと協議した経験があります。

 

あれから時が経ちましたが、私が辞めるころには、しわ寄せがきていました。

バブル期謳歌世代、バブルかすった世代が大量におり、以下なし。

 

実は、大学の授業でパソコンの授業があったかどうか?卒論はワードやエクセルを駆使したか?という世代は分かれます。

 

このPCがなかった世代、使っていなかった世代、明らかにバブルかすった世代より上で、

学生時代にPCがなく、授業もなかった、という世代は大量にいます。('ω')

 

そして、人材のレベル、人材の厚みが企業にないならば、人材がたまっていないという状況なので、次世代に引き継げる人材も、おのずとなくなります。

 

このマイナス連鎖です。上司や先輩から何を教わったか?そして、後輩に何を伝えるか?

そんなことを意識して働いている人がどれくらいいるのか?

それが伝統や企業風土にもつながっています。

 

わたしは、新人の時、営業同行で先輩にくっついていきました。まだ配属されて、1か月くらいのこと。夏の暑いに、レストランで先輩がランチをごちそうしてくださいました。

 

今度お返しします、というと。僕には返さないでいいから、来年後輩ができたらおごってあげたらいいよ。(*'▽')

 

と言われ、なるほどと。翌年から、後輩の同行では、必ずランチをごちそうしていました。

そこで、わたしと同じことをいいます。今度、、、。

わたしは先輩に聞いた通り伝えていました。

また、その後輩も、同じことをしていきました。

 

新人時代に学んだことは、今でもとても役に立っています。

日本の企業は、チーム型が多いので、みんなで頑張る風土が多い。ジョブ型はほんの一部にすぎません。

 

みんなで頑張るからこそ、人間関係を円滑にするための配慮など、人と人がいて協力するから仕事は成り立つ。

当たり前ですが、そういう仕組みです。組織というのが盤石かそうでないか、もすべて人材次第。(*'▽')

 

どのような企業で、いつ、どのような時に何を教えてもらい、何を学んだのか?どのような経験をしてきたか?

ここがキャリア形成に大きく影響していきます。

 

こんなことを考え、見渡してみると、若年層人材を指導する人材が不足していそうな気がします。学生の延長気分の人、上司からの大した助言もないままに、30代へ突入するとかなり危険な印象です。

 

つまり1社目にどこに入社するか、やはり改めてそこが大事だなと感じた次第です。

('ω')

 

本日もお読みいただきましてありがとうございました。

またUPします!

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