みなさん
こんにちは。オラ1008のASAPJAPです。(*'▽')年内もあとわずか、昨日、年賀状の宛名印刷だけ、実家に行ってやらせてもらいました。年賀状、かつてないくらい、早い準備ができたので、自分としては満足しています。
※プリンターを捨てたので、ふだんはネットワークプリント利用しています
今日は、少し前に書いたイギリスのEUとの貿易交渉決裂の場合に備え、今、どのような状況になっているのか?(*'▽')
個人的には、やはり、そうなりますよねと感じた次第です。
イギリスのヨーロッパの貿易の入り口といえば、南部の「ドーバー」です。
フランスにほぼ、隣接している港町です。
フランスのカレーとは34キロしか離れていないので、フェリーの運航で年間180万人を輸送しています。
いわゆる、港湾都市で、人口は2.3万人ほどですが、都市圏の人口は4万弱になるとイギリスでは算出されています。おそらく、仕事で往来する人口が多いということなのでしょう。
EUとの貿易にあたっては、重要拠点となっています。
今、ドーバーで何が起きているのか?
それは、交渉決裂の場合に備えて、港へ大量の、トラックの行列ができています。
実は、COVID-19のワクチンの輸入も使われる拠点なので、まず、懸念点は、ワクチンの輸入がEUからできない可能性がある、ということです。つまり、物流の混乱が起きると予想されていた事柄です。
もちろん、EU以外から輸入してもいいのですが、、、。
今後、空輸による輸送も検討しているということで、準備万端をジョンソンさんは主張されていますが、、、(*'▽')
イギリス国内では、また、感染拡大していて、例えば、飲食店の営業は持ち帰りかデリバリーのみという状況になっています。
そもそも、なにが原因でEUとイギリスは交渉がまとまらないのか?このあたりは、不思議に思われる方々もいるのかもしれません。
それは、「二者のイデオロギーの対立」ということなのです。(*'▽')
EUは単一市場を守りたい、二度とヨーロッパ間で戦争を起こさない、連帯感を持っていますが、それはいつまで守られるものなのかということもありますけれども、今はEUとして機能しています。
一方、イギリスはEUから離脱したからには、イギリス独自の理念を守りたいわけです。
それは何か?
ペニー・モーダント外相は表明されています。
われわれの主権にみあった内容ではなければ合意できない。
Takes back control of our lwas and waters.
つまり、自分たちの法律と貿易と領海に対する決定権の回復を目指すものということです。
まぁ、EU出たなら、自分らで決めさせてもらいます、っていう主張なので、そこを折り合えば、
DEALになるわけですが、そういう状況でもない、ということなんです。(*'▽')
だから、1つの小さい事柄でぶつかっているのではなく、イギリスとEUというイデオロギー対立ということなのです。
こうすると、イギリスは、元から関係性が強い、植民地国と、離れた地域のほうがうまく交渉はいくと感じました。
ずばり、アジア・オセアニア地区・ロシアなどです。
違いがはっきりしているからこそ、お互いのイデオロギーを認め合える可能性があるということです。(*'▽')
EU以外の貿易国は、アメリカ、スイス、ロシア、中国、なので、ここも抑えつつ、拡大していきたいと思えば、関係性が手薄な部分の交渉を強化していき、全体的に底上げしていくねらいがあると思います。
10月に、イギリスと日本は、優遇関税などを求める経済連携貿易協定を締結。
日英EPA締結となります。
発効は2021年1月を目指すことになっています。(国会承認が必要)
日本の乗用車の関税を段階的に引き下げ、最終的には撤廃することなどを盛り込んでいます。(*'▽')
中国に変わり、日本がイギリスとの連携もできるようになればと感じました。
かけこみ納品のトラック、ドーバーではいつごろ解消されるのか?
これも、苦肉の策なのだろうと思います。
このことがきっかけで、イギリスが食糧難にならなければいいのですが、すこし懸念もありながら、イギリスが2020年を終えていくそんな印象です。
一時的に経済は低迷し、それでもイギリスは、さらに台頭してくるだろうと予想しています。
日本は島国で、イギリスと同じですが、他国との距離が近い点では、イギリスの方が、島国でありながらも、ほぼ大陸のような状況なので、すこし感覚がわかりにくいかもしれません。
日本は、恵まれているな、とイギリスとEUから感じるのでした。('ω')
本日もお読みいただきありがとうございました。
またUpします。アディオ~(#^.^#)