みなさん

 

 

こんにちは。オラ!ASAPJAPです。(*'▽')

 10月ですね。早いですね~。今日は久々に、セルフメンテにいきます。

ラスト年内3か月、乗り切っていきましょう。

 

さて、概算要求がスタートしました。(*'▽')

みなさんは、「概算要求」って何?って思う方もいらっしゃるかもしれません。

ざくっというと、国が次年度の立てる予算のことです。

この予算案については、財務省が「概算要求基準」と各省庁に通達して、予算案作成にあたっての、基準を通達し、無制限には作成しないように抑制しています。

俗に、「シーリング」と呼ばれています。予算上限の「天井」って意味合いです。(*'▽')

今回はCOVID-19の影響で、概算要求の締め切りが遅れ、9月30日までとなりました。

異例のことでした。

 

また、財務省の方針として、概算要求額は前年度同額が前提として、COVID-19関連の経費は別途所要の要望を行うことができるとされていて、金額に計上しない「事項要求」という手法をとっています。

 

ということで、各省前年並みではありますが、既にプラスで計上してきているのが、COVID-19で対応業務がたくさん発生した、

「厚労省」「経産省」「文科省」だと思いますので、各省でどの程度を出してきているのか、数字を確認しました。

 

 

1、厚労省 横ばい+COVID19 32兆9895億円

2、経産省 前年比+12.7% 1兆4335億円

3、文科省 前年比+11.4% 5兆9118億円 

 

 

軒並み増額された要求になっていますが、どの省庁もフォーマットが統一されていないので、パワポをどの程度駆使したか?が感じられる内容になっています。

 

厚労省がどかんと要求するのは、当然だとしても、意外と経産省が少ないので、コロナ関連はあると期待して、もうちょっと要求して頂きたい、と感じます。

今日は、経産省について、書いていきます。

 

経産省としてのお題目のメインは「新たな日常」の先取りによる成長戦略

〜ウィズコロナ/ポストコロナ時代に求められる構造転換に向け、長期視点に立った日本企業の変革を後押し・加速〜 デジタル 〜仕組みと事業のアップデート〜 グリーン 〜コロナを機に脱炭素化を深化〜 健康・医療 〜健康な暮らしの確保〜

 

大きなカテゴリとしては6つあります。

 

1、デジタル:仕組みと事業のアップデート

2、グリーン:コロナを機に脱炭素化

3、健康・医療:健康な暮らしの確保

4、中小企業・地域

5、レジリエンス:安心して生活できる環境の構築

6、人材イノベーション

 

このメインに、加えて、対外経済政策、最重要課題と並んでいます。

内容からして、やや抑えめにされているのかなと感じたのが、4です。

 

4、中小企業・地域に対しての項目は、中小企業関連517億と地域関連に132億と前年より要求はしていますが、少ないと思います。

 

そして、最重要課題として挙げられているのが、福島の復興予算1412億、廃炉・汚染水対策195億(新規)となっています。

 

先日、被災地の高台移転が失敗したというドキュメンタリーを拝見しましたが、何年もかけて、ようやく移転して、その間に、しびれをきらして、沿岸部から、内陸部に独自に移転して、村が消失しそうな、いわゆる、限界村を作り出してしまったというドキュメントを見ました。

莫大な予算をかけて、、、失敗。計画は変更につぐ変更で、大幅に遅れた模様です。

復興に関することは、住む人と一体となって取り組まないと、意味がないという事例と教訓です。('ω')

「3.11を忘れない 高台はできたけど」こちらから

 

こういう話って、なかなか報道されず、明るみに出ないので、もっと私たちも積極的に被災地の状況を知るべきだと感じました。

 

廃炉・汚染水対策も来年度から新規予算要求ということなので、ようやくか、、、とも感じましたし、エネルギーの転換点を迎えた今、新しい「自然エネルギー」、「フリーエネルギー」への開発へと進んでいく時代になります。

日本は、自然の宝庫。立憲民主の主張の中で、環境に配慮した自然エネルギーの開発・取り組みというのは、すごい納得です。

 

そのあと押しか?

コロナを機に脱炭素化「グリーン」予算が4902億。

洋上風力導入拡大、水素社会の実現、高効率石炭火力の実働に向けた設備導入等。

さらに、環境経済への転換29億となっています。

これは、廃プラ問題への取り組みとして、プラスチックリサイクルに関しての開発支援となっています。

 

こうしてみていくと、環境や医療などに関しての技術開発やデジタル化などについても、経産省が関わっているんですよね。

企業が何かを生み出す行為に関しては、どの分野にも横断しているのが「経産省」。その割には、予算が、、、低いかな、と思います。(*'▽')

 

わたしは特に、経産省の仕事をしていたことから、動向が気になります。やはり、ここが経済の本丸だと思うのですが、力関係からすると、、、ちょっと弱めかな。('ω')

 

COVID-19関連は随時要請ができるということで、中小零細企業への補助などについては、別途あると期待したいですね。

 

まだ、概算要求段階なので、今後予算が成立するのは先の話になります。

現時点で、100兆円を超える概算要求になっていますが、もっと出してもらってもいいくらいと感じます。

 

今後の予算成立に関しても追っていきたいと思います。(*'▽')

 

本日もお読み頂きましてありがとうございました!('ω')

またUpします!!