みなさん
こんにちは。オラ1008のASAPJAPです。(*'▽')
先ほど、あがってきたニュースです。
大戸屋HDが、株主提案否決トイウニュースでした。
これは、少しおどろいたのですが、現経営陣を刷新して、コロワイド傘下に入る、というものでした。
コロワイドは、有名な外食企業ですが、今では多くの企業を取り込んでいます。
グループ会社には、かっぱ寿司、牛角などが名を連ねていますし、ここも、コロワイドなんだ、という驚きもあります。
大戸屋㈱も19%所持(しかも、昨年10月から)しているということでしたが、今回は個人株主60%が反対した模様。
個人株主の意向を反映したものになりました。
3月期の決算はマイナス11億円の赤字でした。
コロナの影響もありますが、前年5500万円の赤字と比較すると、ちょっと赤字が拡大中ですね。このことから、コロワイドの傘下に、ということになっていたと思いますが、フタをあければ、予想に反し、否決となりました。
赤字解消のためなのか、定番メニューだった大戸屋ランチの廃止。
720円で食べられるメニューがなくなり、顧客離れが悪化の後、昨年10月に復活。
でも、一度離れたお客様は、なかなか戻ってこないという現実です。
経営悪化の際、価格をあげるだけでは、まったく意味がいなので、内容の見直しが必要ですし、顧客が納得する、内容での値上げ、変更などをしないと、顧客がいなくなるのは自明の理でもあります。
安くておいしいお店から、コストアップ転嫁で、高いイメージがついてしまいます。
そして、今回、事前にコロワイド傘下入りについての、アンケートを送付したところ、回答者の90%が賛同した、ということなのですが、、、。
否決。
良かったのか、悪かったのか、、、。
経営を刷新した後、グループ入りを検討していくという流れでしたが、そもそも否決。
今の経営陣でこのままの体制でいくのか。どうなんでしょう。
わたしも営業時代、ずいぶんとお世話になりました。
安くておいしいイメージでしたが、近年はコスト増で、お値段があがっていました。
店内調理を行うからこそ、鮮度を維持したメニューになるわけで、そこがウリでした。
鰹節も、その場で削る。大根もその場でおろす。など家庭の味だからこそ、、、こだわっているということで、そこが好きなお客さんも多いのです。(*'▽')
しかし、現実的には、人件費が高くつくということでもあります。
表裏一体です。
この店内調理に関して、昨年株主になった、コロワイドが、「セントラルキッチン」の導入で、
コストダウンを提案。
これに、経営刷新を要求。
という対立を生んだ形になりました。
消費者としても、コストアップに対しての説明が納得できれば、理解ある消費者は戻ってくると思います。
総じて、日本の飲食のスタッフコストは安いので、日本では飲食店のメニューが安くおいしく食べられるという恩恵も受けてきました。
こういうことを、消費者も考えて、利用しないといけないと感じます。
明るい未来が見える、経営改善ができるように、ファンとしては見守りつつ、利用していきたいと思います。(*'▽')