2023.11.24

旅行7日目 No.5 フォートコーチン

 
 
美味しいバノフィーパイを食べた後、再びバスコ・ダ・ガマスクエアにやってきた。
 
 気持ちよさそうに寝てるな~。

 
またまたお揃いのキャップを被った団体ツアー客が居た。
 
インドって面白い木が多いよね。
 
話しかけて来てくれた漁師さんをパチリカメラキラキラ
撮った写真を見せると「お~腕がいいね~」と言ってくれたから(ただのスマホです)「モデルがいいんだよ~ニコニコ」と返す。
 
どんなお土産が売られてるのかな~。
布製の日傘と、下はブロックプリントの木版。
 
ブロックプリントとは、手彫りの木版にインクを付けて、布に押し当てて模様を付けていくインドの伝統工芸。
主にラジャスタン州が有名なんだけど、なぜかケララ州でもあちこちで木版がお土産物として売られていた。
 
 
職人さんが木版を使って、こうやってどんどん色や模様を重ねていく。
 
美しいブロックプリントの布たち
 
歩いていると実演販売の人に声を掛けられた。
「見て見て!こうやってこれを入れて押すと、ほらこんな模様が簡単に出来ちゃうよ。」
 
「ケーキのクリームだって色んな形に絞れるし、パスタだってほらこの通り!」にゅるにゅるにゅる~~~。
 
「これを交換するだけでいろんな形が出来るよ。たったの150ルピー!!一つお土産に買っていきなよ!」
 
確かに面白いな。ケーキもパスタも家でわざわざ作らないけど、園児たちが小麦粉粘土で遊ぶときに使えるかも?
と思って、一瞬足を止めて考えていた。
 
 
でも、小麦粉粘土ではちょっと硬すぎてこんな風には出てこないだろう。やっぱり要らないや。
 
 
と、去ろうとすると、必死で引き留める男性。
 
「だって、私ケーキもパスタも作んないもん。」
 
「友達に買っていきなよ。」
 
「ケーキ作ったりパスタ作ったりする友達いないもん。」
 
 
そこへ、インド人の若い男女グループがやってきて「How much?」って男性に聞くと、男性は口ごもっている。
 
 
「ワンフィフティーだって。」と私が言うと、
 
ワンフィフティー??びっくりToo much!! Don't buy!!」と女の子。
 
 
どうやら150ルピー(約270円)は外国人プライスだったらしい。
商売を邪魔された男性はムッとしている。
 
 
「いや、外国人だからよくあることだし、値段は別にいいの。でも使わないんだよね・・・使わないものを買ってもね・・・」
 
と、結局その場を去った。
 
 
きれいなサンセットが見れることを期待してやってきたけど、今日も曇っていて見えそうにない。
 
 
バスコ・ダ・ガマスクエアに並ぶ土産物屋台のおじさんがモグモグ何かを食べている。
「何食べてるの~?」と私。
「キミも一つ食べる?」って揚げ物をくれようとしたけど、
「ううん、要らない。ねー、今日はサンセットは見れないと思う?」
「う~ん、運次第だけど・・・今日は無理かもね。」
「そっかぁ。」
 
「二人は友達なの?一緒に写真撮ってもいい?」
「あぁいいよ。」
 
「え~ほんとに友達なの?全然笑ってないじゃん!」
「いやだって、彼の方がずっと年上だから友達では・・・」
「ほらスマイルスマイル!!」
 
で、この笑顔いただきましたニコニコ
 
しばらく歩くと今度はオートリキシャドライバーたちがたむろしていて、
「コニチハー。ドコイク?」と声を掛けて来た。
 
 
サッカーファンだそうで、「イナモト〜」「スズキ〜」など日本のサッカー選手の名前をたくさん言ってた。
横浜FCが好きなんだって。
 
「オレはクリケットとホッケーしか興味ないぜ。」
 
行きは開いてなかった、サンタクルス大聖堂バシリカに寄ってみる。
 
ミサ中だったから外からチラッと。
 
宿に戻ると、レセプションには誰も居ない上に停電中で真っ暗・・・
出発前に従業員用のシャワーを使ってもいいよ、と言われていたから、
ヘッドライトを持ち込んで壁に何とか掛けて、暗闇の中水浴びをする。
 
 
ドライヤーも使えないし、スマホも充電できないから不便だアセアセ
することもなくしばらく暗闇の中で座っていると、やっと電気が来た拍手
 
 
出発は19時。
宿のお兄ちゃんがその時間には来て、知り合いのタクシードライバーを呼んでくれるはずだった。
なのに、もう19時だと言うのに誰も来ない。
 
 
ほんとに来るの?ちゃんとタクシー呼んでくれてるのかな?と思っていると、
19時を過ぎた頃、宿のお兄ちゃんがやって来た。
 
タクシードライバーは更に15分遅れてやって来た。
事前に「Uberの最安の料金と同じでいいよ」と言ってくれていたから、調べたら1500ルピーだったと伝えると、
「1400でいいよ。」と言ってくれた。
 
 
Uberを通すと300ルピーもコミッションを取られてしまうため、通さないで行く分、少し安くできるという訳だ。
いざ空港へ!
 
 
車ごとフェリーに乗って行くよ。帰宅ラッシュのバイクがすごい。
 
ドライバーさんに、「空港に行く前に、どこか食堂に寄ってもらってもいい?」と聞いてみると、
「オーケー!何が食べたい?」
「そうだなぁ、パロタが大好きだからパロタ!!」
「いいお店を知ってるから、連れて行ってあげるよ。」
 
 
フォートコーチンの宿を出て1時間45分後、空港が見えた。
コーチン空港のすぐ側の道路にはたくさん食堂が並んでいて、その一つの前で車を止めると、
「待ってるからゆっくり食べてきて。」とドライバーさん。
 
 
食堂に入って、ウェイターの男の子に「パロタありますか?」と聞くと、「ノー。」
えー!無いのかぁ。食べたかったな。残念アセアセ
 
 
「じゃあ、エッグビリヤニでいいや。」
ハーフサイズで70ルピー(約126円)
 
間にトロトロに炒めた玉ねぎが入ってた。
前回食べたビリヤニの方が美味しかったけど、これもまあまあ。
 
黙々とビリヤニを食べていると、私のドライバーさんが入ってきた。
 
 
ドライバー「あれっ?何でパロタ食べてないの??」
 
「だって、あのお兄ちゃんに無いって言われたから・・・」
 
マネージャー「パロタあるよ。」
 
「えー?じゃあ彼は何で無いって言ったの???」
 
ドライバー「彼女がパロタが食べたいって言うから連れてきたのに!何で無いって言ったんだ!!」
 
「パロタ食べたかったのに!」
 
マネージャー「パロタあるよ。」
 
「じゃあ、ワンパロタプリーズ上差し!!!」
 
 
カレー無しでパロタだけ食べた。
サクサクふわふわで最高に美味しいやつだったニコニコ10ルピー(約18円)
 
私に「パロタは無い」って言ったウェイターの男の子は、ばつの悪そうな顔をしていたけど、
きっと私の発音が悪かったんでしょう。
ドライバーさんのお陰で食べられたからよしグッ
 
 
私の今回の旅最後のドライバーさん。
とっても良い人だったから、1500ルピーあげた。色々ナンニー!(ありがとう)
 
コーチン空港の中
 
ベトジェットのカウンターで、
「フライトスケジュールが昨日変更になったんだけど、ホーチミンで荷物ピックアップしないと駄目?」
って聞いていると、ちょっと待って、と上の人を呼んでくれた。
 
 
待っている間カウンターのインド人のお姉さんと喋っていると、いきなり
「You have a beautiful smile! 」
って言ってくれたチュー
 
 
これが初めてではなく、たった6日間の滞在中に、会ったばかりの人に笑顔を褒められたのは何とこれで4回目!
 
 
ケララでは笑顔を褒める文化があるのかしら?(笑)
 
 
4回も褒めてもらえたってことは、私きっと本当に楽しくてずっと笑ってたんだな。
それだけいい出会いがたくさんあって、いい旅だったんだと、お姉さんの言葉を聞いて嬉しくなった。
 
 
ケララは人が親切でとてもマイルドで、インドとは思えないほどストレスなく旅が出来る。
インド初心者にもオススメ!
 
 
明日の朝にはホーチミンだ〜!

 

<本日の出費>

プットゥ 20
チャイ 20
kadala Curry30
インドポルトガル 40
オート 400
ミュージアム300+100(カメラ代)
rajaventte chatti  250
バノフィーパイ170
コーヒー 110
夜 80
タクシー1560
水 70

計 3150ルピー=約5670円

 

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